朝日新聞は12月26日付朝刊に、「不破哲三・共産党元議長に聞く」と題する大型のインタビュー記事を掲載した。それに関連して、12月14日投開票があった衆院選で日本共産党が躍進した背景について「無党派層取り込み奏功」と見出しをつけた解説記事を載せ、「共産党によると、3年前まで約38万人に減った党員数は、今年1月現在、約40万人に増えた。最近では、入党する人の3、4割が40歳未満という」と記述。しかし、実際は「今年1月現在、約30万5千人だった」の誤りだったとして、27日付朝刊で訂正記事を出した。 記事は、共産党広報部から誤った説明をしたとの連絡があり、新規入党者は増えているが、党員名簿の整理を進めた結果、総数は減ったという説明があったとしている。 党のホームページの党紹介では「党員は、全国に約30万5千人」と記載されている。平成25年版警察白書によれば、共産党は2012年5月の全国活動者会議で