文学と民俗学のあわいを行き交いながら、食と性とが交わる場所に眼を凝らした『性食考』の赤坂憲雄さんと、『大きな鳥にさらわれないよう』で生殖や男女、家族のまったく新しい形を描いた川上弘美さん。小説や絵本の中に登場する、性と食について、そして書くことや読書という快楽について。初顔合わせの2人に語ってもらった。 初出:BRUTUS No.861『危険な読書』(2017年12月15日号)
ご近所の方が気軽に立ち寄れるように 東急大井町線・中延駅から、大きなアーケード商店街を抜けること5分。のんびりした雰囲気の住宅地の一角に、2022年11月13日にオープンする〈春の雨〉。まだピッカピカの店内には、すでにレコードが並んでいる。 店内の様子。 「サラリーマンとして会社勤めをしている中で、コロナ禍になり、改めて自分がやりたいことを考えたんです。元々はミュージシャン志望だったので、音楽に携わる仕事がしたいと考えました。同時に、なにか地域の役に立てることはないかと思ったんです。中延に住んで10年、本当にいい街なので、ご近所の方が気軽に立ち寄れるレコード店兼カフェを営もうと思いました」と、〈春の雨〉オーナーの中澤敬さん。 オーナーの中澤敬さん。 店内はテーブル席と、そしてコーヒーを飲みながらレコードが見られるよう、ラックにも工夫が施されている。 「実は近所にあまり喫茶店やコーヒースタン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く