1秒=4文字。これは映画館で観客が読める字幕の文字数だと言われています。「時間的な制約があり…」「字数に制限があり…」等々と、一般の人は聞かされ続けて、1秒=4文字が絶対なんだと思い込んでいるようです。 現実は全然違います(「ぜ〜〜〜〜んぜん、違います」って感じで、違います)。「いらっしゃいませ」(8文字)を1秒少しで読ませる事など、いくらでもあります。「おはようございます」(9文字)でも、1秒少しで観客は充分読めます。 「1秒=4文字」というのは、あくまで目安なのです。目安としては、私も異論は全くありません。ただ「目安」と「絶対的な決まり」は、当然ですが、全く別物。 映画館でもテレビやビデオやDVDでも、一般の観客はタイムコードを表示させて映画を見る事は少ないです。テレビの映像が動いて見えるのは1秒の30分の1を単位(=フレーム)とした画面を連続して流す(逆に言えば30枚の画面をパラパラ