即現金化で話題となった『CASH』のデザインをトレース。自ら同じようなデザインをつくってみたという春田さん。そうすることでデザインのポイントやコツを学び、血肉化していっている 模倣におけるクオリティの高さもさることながら、彼が評価されたのは「勝手にやってみる」「自ら学びとる」という新人としての姿勢にあったのかもしれない。 一見すると「ただただ本物をマネしてみる」は地道にも感じる取り組み。すでに公開されているデザインノウハウだって多い。なぜわざわざ? そこにあったのは、春田さん自身が抱えていた「何もできない自分」との対峙。そしてデザインで社会とつながりたいという強い意志だったー。 もともとは絵にかいたような「ダメ大学生」だった。 ー デザインの模倣、春田さんは「UIトレース」と呼ばれている取り組みですが、どういったきっかけで始めたものだったのでしょうか? はじめのきっかけは、とにかく自分がカ