日本レコード協会(RIAJ)は2007年10~11月にも、携帯電話向けの音楽配信サイトを対象にした認証マーク制度を創設する。携帯電話向けの音楽配信サイトは「着うた」「着うたフル」として広く普及しているが、権利者に無断で楽曲データを無料配信する違法サイトも急増しており問題となっている。配信サイトが適法か違法かを判別できる仕組みを整備することで、違法サイトの排除を図る。2007年6月27日に開催された文化審議会 著作権分科会 私的録音録画小委員会において、RIAJ関係者が表明した。 認証マークはRIAJが作成し、商標登録を出願する。RIAJは正規の配信事業者に対し、認証マークと管理番号を配布する。配信事業者は、配信サイトのトップ画面と、個々の音楽のダウンロード確認ページにおいて、認証マークと管理番号を表示する。違法サイトに対しては認証マークを配布しない。ユーザーにとっては、認証マークと管理番号