スコープ明確化の次にやることは、そのスコープの中で実施すべき“作業”を洗い出してリスト化することです。 先の見通しがない仕事にお金や時間を投じることはできません。そこで、「新たなチャレンジ活動」であるプロジェクトであったとしても、計画段階でスケジュール表を作成したり、必要な作業量を見積もったりして懸命に“モヤモヤ”を取り除いて「プロジェクトの見通し」を立てる訳ですが、それらの“基礎”になるのがこの作業リストなのです。 また、プロジェクトで実際に作業を進める際には、それぞれの作業の進み具合などをこのリストの項目毎に確認することになります。つまり、「作業を管理するための単位」にも利用することになる訳です。 従って、作業リストはプロジェクトの計画や実行時の管理の根幹となるものであり、「プロジェクトの背骨」といえる非常に重要なものなのです。 作業リスト作成における原則 例え計画時に作業を洗いして見