4月18日、世界保健機関(WHO)は公表した技術協議文書で、約500人の専門家と空気感染による病気のまん延の定義について初めて合意したと明らかにした。写真はスイスのジュネーブで昨年2月撮影(2024 ロイター/Denis Balibouse) Jennifer Rigby [ロンドン 18日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は18日公表した技術協議文書で、約500人の専門家と空気感染による病気のまん延の定義について初めて合意したと明らかにした。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)初期に起きたような混乱を今後、回避することが狙い。 WHOは、麻疹(はしか)のような既存疾患と将来のパンデミックの脅威の両方について、空気感染を防ぐより良い方法を研究する第一歩になると述べた。 文書は「空気感染」という表現について、病原体が空気中を移動したり、空気中に浮遊したりすることが主な感染経