柿谷よ、J1で待ってろ! 昇格残り1枠をかけたプレーオフ(PO)が、明日12月1日の準決勝で幕を開ける。四国勢初のJ1を狙うJ2・4位の徳島は、同5位の千葉と本拠地で対戦。29日は徳島・板野町で、実戦調整を行った。チームの屋台骨を担うMF浜田武(30)は、日本代表に定着したC大阪FW柿谷曜一朗(23)が徳島在籍時に私生活の面倒を見た間柄。浜田は「勝って昇格を決める」と意気込んだ。 播磨灘を臨む高台にある練習場で、決戦に向けた闘志を高めていった。寒風が吹く中で、約2時間みっちりと実戦メニューをこなし、練習が終わっても引き揚げる選手はほとんどいない。MF浜田は黙々と居残りでシュート練習をこなしていく。真冬のように冷え込んだ徳島・板野町。選手らが醸し出す熱気は、すさまじかった。 「みんな良い準備ができていると思う。勝って(昇格を)決められればいい」 普段は寡黙な浜田でさえ、言葉は熱を帯びてくる。
尊敬する森島寛晃からの慰留を受け、海外からのオファーを断って「セレッソの8番」を背負うことを選んだ柿谷曜一朗。彼のJリーグへの愛は、日本サッカーにとって重要なものであるに違いない。 ザックジャパン新戦力の台頭が、本物になりつつある。 9月の親善試合2連戦(6日グアテマラ戦、10日ガーナ戦)のメンバー発表が行なわれ、7月に優勝した「東アジアカップ組」の新顔からは、8月のウルグアイ戦に続いて柿谷曜一朗、工藤壮人、山口螢、青山敏弘、森重真人の5人が選ばれ、今回は齋藤学、大迫勇也の2人が追加された。 23人中の7人、つまりメンバーの3分の1近くになっている現状からも、彼らに対する指揮官の期待度は決して低くないとみる。まだ「お試し期間」であるのかもしれないが、指揮官がこだわってきた従来のメンバーを外してまで呼んでいるのだから今後、序列が変わってくる可能性は十分にあるということだ。 台頭する「東アジア
かつての愛弟子の活躍を、厳しくも優しい目で、今も見守っている。現在、JFLのAC長野パルセイロで指揮を執る美濃部直彦監督は、21日の代表デビュー戦となった中国戦(3-3)で、1ゴールを挙げたFW柿谷曜一朗の活躍について「メディアが大きく取り上げ過ぎです。デビュー戦でのゴールは、隣の工藤(壮人)も取っていた」と話す。そして「そういうことに踊らされず、足元を見てやってくれたら、今後ももっともっと良くなっていくと思う」と、言葉を続けた。 柿谷は今季、セレッソ大阪のエースナンバーである8番を付け、17節を終えて10ゴールと、得点ランクでも5位に入り、注目を一身に集めている。その活躍を受けて美濃部監督も、柿谷を再生させた指揮官としての取材が増えているという。だが、すべては柿谷に才能があったからだと、美濃部監督は強調する。 「僕が育てたというよりも、彼がもともと持っていたものをコンスタントに発揮できる
<a href='なぜ柿谷はC大阪で“復活”できたのか――“早熟の天才”の成長物語'>https://www.soccer-king.jp/sk_column/article/125689.html</a> なぜ柿谷はC大阪で“復活”できたのか。「自分を大きくして帰ってくる」と言い残して旅立った悩める天才。闇の中から自らを這い上がらせたのは精神的成長だった。 文=小田尚史 Photo by Getty Images サムライサッカーキング8月号掲載 アンダー世代で見せた印象的な活躍により、早くから将来を嘱望されるも、セレッソ大阪のトップ昇格後はプロの壁に当たり、一度は自分を見失った。その後、期限付き移籍したJ2の徳島ヴォルティスで様々な経験を経て、プロサッカー選手としての自覚を取り戻し、古巣へ帰還。復帰2年目の今シーズンはクラブの象徴である背番号「8」を背負い、チームを初のタイトル獲得へと
柿谷曜一朗「(決勝点は)ホントに来てしまったという感じで、入ってくれって」/日本代表 ISM 7月29日(月)0時36分配信 日本代表は28日、韓国で開催された東アジアカップ2013の最終戦で韓国と対戦し、2対1で勝利。今大会の成績を2勝1分けとし、大会初優勝を飾った。以下、試合後のFW柿谷曜一朗(C大阪)のコメント。 ●柿谷曜一朗コメント Q:シュート2本で2得点だが? 「あのシュート2本しか打てていないのが情けない。決定率的にはいいかなと思うけど、裏に抜け出して、もう1点、もう2点取れたと思うし、落としのところのミスも多かったし、Jリーグでミスをもっと減らして、また呼ばれたら成長したところを見せたい。この出来ではまだまだ」 Q:この展開は想定していた? 「分からない。完全なアウェイだったから指示はほぼ聞こえないし、ピッチの間の味方の声も聞こえなかったので、すごくやりにくかった
横浜FCに所属するFW三浦知良が24日、「COOLCORE 日本初上陸 発表イベント」に出席。冷感機能繊維「COOLCORE」の新アンバサダーに就任した。 イベント後に取材に応じた三浦は、韓国で開催中の東アジアカップを戦う日本代表での注目選手を問われた際、セレッソ大阪に所属するFW柿谷曜一朗の名前を挙げて期待を語った。 「今年のキャンプでセレッソ大阪と試合をして、柿谷選手のキレというのは非常に面白いし、Jリーグを、日本のサッカーを引っ張ってくれる選手になるだろうなという予感があった。特に今年見た時には意識から全てが変わっていたので、東アジアカップでの柿谷選手のプレーというのは、一ファンとしてワクワクさせてくれるプレーを、お金を払ってもみたいなという選手だと思うので注目しています」 柿谷が代表デビューを飾り、1ゴール1アシストを挙げた21日の中国代表戦でのプレーについてもコメント。「彼の緩急
<J1:川崎F2-2C大阪>◇第11節◇11日◇等々力 C大阪のFW柿谷曜一朗(23)が、兄貴分と慕う川崎FのFW大久保に“完敗”した。前半にMF枝村、シンプリオの得点で2点を先行したが、後半に大久保に2点を奪われ結果はドロー。「(大久保)嘉人さんに、これだけ目の前で決められると悔しいですよね」とうつむいた。 雨中の滑るピッチが影響したのか、いつもの天才的なトラップやパス、シュートが影を潜めた。簡単なミスも散見。ここまで6得点を奪っているゴールセンスも発揮できず、「後半、相手にボールを持たれる時間が増えてやられてしまった」と悔やんだ。 C大阪と異例の16歳でプロ契約を結んだ06年に、半年だけ大久保とプレーした。「(当時は)プレーが大好きで、うっとうしがられるくらい、そばにいた。男としても格好良かった」。憧れの先輩の前でC大阪の大黒柱となった自分のプレーを見せたかったが、消化不良に終わった。
柿谷代表アピール2発!!C大阪、柏に逆転勝利
【C大阪】柿谷2発!代表入りへ原委員長絶賛!柏戦14季ぶり白星 後半31分、勝ち越しゴールを決めるC大阪・柿谷 ◆J1第12節 柏1―3C大阪(18日・日立柏サッカー場) C大阪はアウェーの柏戦で、FW柿谷曜一朗(23)が決勝点を含む2ゴールを決めて、3―1と逆転勝ち。今季8ゴール目を挙げて得点ランキング2位タイに浮上したエースは、日本協会の原博実・強化担当技術委員長(54)が視察するなか、今後の日本代表入りへ存在感を示した。チームもJ1で最近7試合勝ちなしだった鬼門・柏で14季ぶり勝利を収めた。 やはり決めたのはエースだった。鬼門のアウェー柏戦。C大阪は前半、シュートさえ打てなかった。1―1の後半31分、FW柿谷が目を覚ました。MF扇原のパスに鋭く反応しフリーに。ペナルティーエリア中央で右足を振り抜いて、勝ち越しゴールを奪った。ロスタイムにはMF南野がシュートを放って敵GKがはじいたボー
「前任者」の清武(右)から8番を受け継いだ柿谷。海外オファーを蹴っての残留決定は、柿谷のさらなる進化の契機となるか。 「曜一朗が化ければ優勝できる」と森島は期待を寄せる。 4歳からこのクラブのユニフォームを着てきた柿谷は、おそらく香川や清武よりもこの背番号8の重みが意識の中に刷り込まれているのだろう。 彼の4歳当時、1994年シーズンは奇しくもヤンマーからセレッソ大阪に生まれ変わった節目の年である。それからずっとヒーローたる森島の姿を見て育ってきたのだから、「8」に対して強い憧れを抱いていても何ら不思議ではない。森島本人から直接打診されて「泣きそうになった」というのも理解できる。 柿谷は、そのポテンシャルを知る者なら誰もが認める“天才”である。もちろん森島も、その才能に太鼓判を押す証人の一人だ。 「曜一朗は間違いなく、日本サッカー界が生んだ天才。あいつが本当に化けてくれれば、セレッソは優勝
「前任者」の清武(右)から8番を受け継いだ柿谷。海外オファーを蹴っての残留決定は、柿谷のさらなる進化の契機となるか。 イタリアのミランにおける「3」と「6」、同じくナポリの「10」、さらにオランダのアヤックスにおける「14」は、サッカー界でも有名な“永久欠番”の一つである。 パオロ・マルディーニ、フランコ・バレージ、ディエゴ・マラドーナ、そしてヨハン・クライフの栄光を称える永久欠番を持つことは、もちろんクラブにとってもサポーターにとっても栄誉である。彼らは「なぜ欠番なのか」を語り継ぐことで英雄の記憶を永遠のものとし、そうして歴史に重みと威厳を加えていく。 つまり永久欠番は、名選手の記憶を半永久的に刻もうとする冷凍保存システムである。“解凍”する日が来るケースは極めて稀であることから、スポーツ界に根付くこの文化が、いかに広く浸透し、また大切にされてきたかが分かる。 もっとも、英雄の記憶を語り
今年、レンタル先の徳島からセレッソに復帰した柿谷曜一朗。選手層の厚さに阻まれ、まだ途中交代での出場が多いが、時おり天才の片鱗を覗かせるプレーを披露する。 6月6日のナビスコカップ第5節、セレッソ大阪対川崎フロンターレ(3対2)を取材に行くと、おもしろい采配に出会った。 セレッソ大阪のセルジオ・ソアレス監督は、0対1とリードされて迎えたハーフタイム、大胆な交代を実行する。ボランチの扇原貴宏を外し、左MFとして先発した丸橋祐介をそのポジションに移したのだ。 丸橋といえば、プロとしては左サイドバックで頭角を現した選手で、多くの人が“左サイドのスペシャリスト”という印象を抱いているだろう。にもかかわらず、ソアレス監督は突然、試合中に丸橋をボランチにまわしたのだ。あえて日本代表でたとえるなら、(利き足は違うが)長友佑都を流れに応じてボランチに置くようなものだろうか。 また、扇原はロンドン五輪代表のボ
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