会津大入試「女子枠」を検討 福島県、2024年度からの第4期中期目標に盛り込む 2023/12/22 09:51 福島県は理工系を専攻する女子学生を増やそうと、会津大コンピュータ理工学部の入学試験で「女子枠」の新設を検討する。2024(令和6)年度から6年間の会津大事業方針となる第4期中期目標に盛り込んだ。女子志願者も増やし、将来的に募集定員の半数に当たる120人の志願を確保したい考えだ。 県によると、会津大コンピュータ理工学部の入学者に占める女子学生の割合は1割程度と低迷している。女子枠の新設検討は、コンピュータ理工学分野で女性研究者を増やさなければ、常識を覆すような技術革新が生まれないという学術界や産業界の危機感が背景にあるという。女子枠の具体的な設置時期や人数、受験要件などは今後検討が進む見通し。 経済協力開発機構(OECD)が加盟各国の大学などの高等教育機関の卒業・修了生に占める女