本連載第46回でカナダのケベック州のAIハブ都市であるモントリオールを取り上げ、第94回ではカナダ当局の生成AI法規制動向を取り上げた。今回は、カナダにおける生成AIイノベーションを巡るデータセキュリティ、プライバシー、サステナビリティなどのガバナンス動向に焦点を当てる。 本連載第46回でカナダのケベック州のAI(人工知能)ハブ都市であるモントリオールを取り上げ、第94回では、カナダ当局の生成AI法規制動向を取り上げた。今回は、生成AIイノベーションを巡るデータセキュリティ、プライバシー、サステナビリティなどのガバナンス動向に焦点を当てる。 ⇒連載「海外医療技術トレンド」バックナンバー 大手プラットフォーム事業者のAIデータセンターが集積するケベック州 2023年11月22日、Microsoftは、今後2年間、総額5億米ドルをカナダのケベック州に投資して、現行のデジタルインフラストラクチャ
「2022年は日本人留学生の数が対前年で大幅に増加。カナダ留学が1番人気」『一般社団法人海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生数調査』調査レポート2022 教育 留学事業の健全な発展と国内の留学啓蒙を目的として、民間の留学事業者や海外政府機関等の 64団体で構成される一般社団法人海外留学協議会(JAOS、理事長 加藤 ゆかり、以下、「JAOS」)は、2023年 4月にJAOS会員である留学事業者40社を対象に日本人の留学生数の調査、『海外留学協議会(JAOS)による日本人留学生数調査』を実施しました。その結果、JAOS加盟の留学事業者40社からの2022年の1年間の留学生数は34,304人(オンライン留学含む)であること、前年に比べオンライン留学数が半減し現地に渡航する従来型のオフライン留学数が5倍以上に増加したことがわかりました。また留学先の国の中で、日本人留学生が1番多かったのは
カナダの著名な写真家グレッグ・ジラード氏は1976年4月に東京に降り立った。東京にはほんの数日だけ滞在するつもりだった。当時、20代前半の「貧乏旅行者」だったジラード氏は、滞在コストの安い東南アジアの目的地に向かっていた。 ジラード氏は羽田空港で荷物を預け、泊まる場所もなく、東京での初日はカメラを片手に活気のある新宿の街を歩き回った。 「当時、西側諸国でこの近代都市(東京)をテレビなどで目にする機会は皆無だったため、見るもの全てに驚いた」 ジラード氏はビデオインタビューでそう振り返った。 西欧諸国の一般の人々がアジアの主要都市を知るきっかけとなったのはSF映画「ブレードランナー」や90年代のポップカルチャーだったが、ジラード氏が東京を訪れたのはそれよりもはるか前だったという。 「結局、東京に到着したまさにその日に、ここに滞在しようと決めた」(ジラード氏) ジラード氏の気まぐれで始まった東京
2022年8月30日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、ウェブサイトをリニューアル公開しました。 発表では、今回のリニューアル公開を、同館のオンライン上でのあり方を利用者のニーズや期待中心のものとする取組におけるマイルストーンであるとしています。リニューアルにあたっては、情報の見つけやすさ、テーマやトピック等に基づくナビゲーション、テーマ、平易な言葉等に重点を置いたと述べています。 Welcome to the new Library and Archives Canada website(LAC, 2022/8/30) https://library-archives.canada.ca/eng/corporate/news/pages/welcome.aspx 参考: カナダ国立図書館・文書館(LAC)、2030年に向けた戦略計画“Vision 2030: A strategic
カナダ政府のイノベーション・科学・産業相のフランソワフィリップ・シャンパーニュ氏は6月22日、「汎(はん)カナダ人工知能(AI)戦略」の第2期の開始を発表した。2021年予算で確保した4億4,300万カナダ・ドル(約465億円、Cドル、1Cドル=約105円)以上の投資を背景に、戦略の第2期は世界クラスの人材と最先端の研究能力を商業化に結び付け、カナダが有するアイデアと知識の国内での実用化を確実にすることを目指す。 今回の発表は、6月20~23日に開催された北米最大級のテックカンファレンス「コリジョン(Collision)」(2022年6月28日記事参照)の中で行われ、政府によるイノベーションの奨励と責任あるAI開発支援を行うための取り組みとして紹介された。 主なものとして、カナダ先端研究機構(CIFAR)へ1億6,000万Cドルを拠出して学術研究の優秀人材を誘致し、維持、開発する制度を継続
鈴木副大臣は、6月13日から15日(現地時間、以下同)にかけてカナダ・トロントを訪問したところ、概要は以下のとおりです。 6月14日、鈴木副大臣は、ホセ・フェルナンデス米国国務次官(Mr. Jose W. Fernandez, Under Secretary of State of the United States)を議長として、トロントにて開催された「鉱物安全保障パートナーシップ(MSP)閣僚級会合」に出席しました。 鉱物資源の安定供給は世界経済にとり不可欠であり、特に近年では脱炭素化社会の実現に向けた再生可能エネルギーの推進により、その需要が急速に拡大しています。本会合は、鉱山開発、精製・加工、リサイクル・リユースといった、一連のサプライチェーンにおいて、高い環境・社会・ガバナンス(ESG)基準を実現すべく、投資の促進を含む官民の連携を戦略的に促進することを目的としたMSPを立ち上げ
【ニュース・アメリカ】米国OSTP 長官とカナダ・イノベーション科学産業大臣、ST&I 協力に関する共同声明を発表 大統領科学顧問兼大統領府科学技術政策局(OSTP)長官のエリック・ランダー氏と カナダ・イノベーション科学産業省の フランソワ・フィリップ・シャンパーニュ大臣は、米国とカナダが科学・技術・イノベーション(ST&I) エコシステムを確実に強化する上で共通の優先事項に関して2021年11月3日に会談した際の協議内容をまとめ、米国・バイデン大統領及びカナダ・トルドー首相に宛てた共同声明を11月18日に発表した。ランダー長官とシャンパーニュ大臣は、人工知能(AI)や次世代半導体技術などを含む新興技術における協力強化についても話し合っている。両氏は、米国・カナダ両国共通の優先事項として、以下の6点を挙げている。 二国間ST&I協定を含む ST&I 協力の強化 科学成果の向上のために、包
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