上田市にある公立の長野大学で、学生に示される取得単位数などに誤りがあったことが分かりました。 進級や卒業への影響はないということですが、大学はシステムの設定に問題があったとして修正を急いでいます。 長野大学によりますと、学生が取得した単位数や各科目の成績を点数化し平均を出した「GPA」という数値は、学内のポータルサイトを通じて学生に示されています。 ところが、ポータルサイトの表示では、取得した単位数が実際より少なく、「GPA」の数値も低くなっていたことが、先月、学生からの指摘で明らかになったということです。 このうち、単位数の誤りについて、大学は、昨年度から順次入れ替え作業を進めている新しいシステムの設定に問題があったためだとしていて、修正を進めることにしています。 大学によりますと、誤った単位数は成績証明書には反映されず、「GPA」の数値も参考として学生に示されていることから、進級や卒業