2月20日(現地時間同日)、国連は、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて科学技術イノベーション(STI)の観点から議論を行う「STIフォーラム」に対して助言等を行う国連「10人委員会」のメンバーを発表し、小谷元子東北大学理事・副学長が選出されました。 我が国としては、アントニオ・グテーレス国連事務総長が、同委員会設立以来3人目となる日本人の委員として、小谷理事を選出したことを歓迎すると共に、科学分野で国際的にも顕著な実績を積んでこられた小谷理事の知見が、SDGs達成に向けたSTIの活用に関する議論の更なる進展に繋がることを期待します。なお、これまで同委員会の委員として、中村道治・科学技術振興機構(JST)名誉理事長、次に、川合眞紀自然科学研究機構長が、それぞれ活躍されました。 (1)2015年9月に国連で採択された持続可能な開発のための2030アジェンダにより、SDGsの実施を促進