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経済とインドに関するirbsのブックマーク (7)

  • インドの火星探査:「貧困」諸国が宇宙開発へ向かう理由

  • インド中銀新総裁:ラジャン氏にかかる期待と圧力

    (英エコノミスト誌 2013年9月7日号) 高名なエコノミストを1人選ぶ。その人物に新興国の中央銀行の運営を任せる。そして沸騰させる。 インド準備銀行(中央銀行、RBI)はインドで最も優れた機関と言われる〔AFPBB News〕 政府の大物がラグラム・ラジャン氏に電話をかけ、ルピーがいくらで取引されているか尋ねていることから、ラジャン氏がインドで重要な人物になったことが分かる。 ラジャン氏がブラックベリーやパソコンをチェックすることなく、ルピーの為替レートを小数第1位まで答えていることから、インドが窮地に陥ったことを同氏が心配していることが分かる。 ラジャン氏は9月4日、恐らくインドで最も優れた機関であるインド準備銀行(RBI)の第23代総裁に就任した。退任する総裁は、新興国の中央銀行が機能する仕組みを再定義するようラジャン氏に求めていた。 ラジャン氏は就任初日、然るべく近代化を進める基調

  • インドの轍を踏むインドネシア 経済的成功に甘んじて何もしなかったツケ

    (2013年9月5日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) インドと同様、インドネシアも世界金融危機の嵐はうまく乗り越えたが・・・(写真はインドネシアの首都ジャカルタ上空を覆う黒い雨雲)〔AFPBB News〕 インドネシアはよく次のインドだと言われてきた。人口2億5000万人のインドネシアは意欲的な消費者になる莫大な人口を擁する。インドと比べると民主化がずっと遅かったとはいえ、同じく民主主義国だ。 また、やはりインドと同じように、経済成長の堅実な実績を牽引したのは、製品輸出ではなく内需だった。世界金融危機が勃発した時、両国の経済は大半の国よりもうまく嵐を乗り切った。 ところが、ここへ来て突如、インドとの比較があまり甘美に聞こえなくなった。アジアの経済国としては、インドネシアはインドに次ぎ、国の経常赤字と資流入への依存を懸念する市場から厳しい目を向けられるようになった。 もっと根的なところ

  • インド経済が窮地に陥った理由

    (英エコノミスト誌 2013年8月24日号) インド経済は1991年以来最大の窮地に陥っている。当時と同じように、今も解決策は大胆になることだ。 世界の新興国の中でもインドは特に大きな打撃を受けた(写真はムンバイの街並み)〔AFPBB News〕 米連邦準備理事会(FRB)は今年5月、近いうちに米国債の大量購入を縮小し始めるとほのめかした。世界中の投資家が超低利資金のない世界に適応するに従い、新興国市場から大量の資金が吸い上げられた。 ブラジルからインドネシアに至るまで、様々な新興国で通貨と株式が急落したが、とりわけ大きな打撃を受けた国が1つあった。 インドは少し前まで、経済的奇跡として称えられていた。マンモハン・シン首相は2008年、8~9%の成長がインドの新たな巡航速度だと語っていた。シン首相は「何世紀もの間、数百万人のインド国民の宿命だった慢性的な貧困、無知、病気」の終焉まで予測して

  • インドの怒れる若者:壮大な無駄

    (英エコノミスト誌 2013年5月11日号) インドはいかにして世界最大の経済的なチャンスを無駄にしようとしているのか。 過去35年間というもの、何億人もの中国人が成長を続ける都市部で、重労働が多いとはいえ生産的な仕事を見つけてきた。この目を見張るような労働力の動員は過去半世紀で最大の経済的事象だった。世界はこれほどの規模の出来事を見たことがなかった。 インドは人口が多いだけではなく、若い〔AFPBB News〕 では、世界が再び、このような一大現象を目にすることはあるだろうか? その答えは、ヒマラヤ山脈を越えたインドにある。 インドは古代文明の1つだが、若い国でもある。中国では昨年、生産年齢人口が300万人減少したが、インドでは年間で約1200万人ずつ増えている。インドは向こう10年以内に世界最大の潜在労働力を抱える国になる。 楽観的な向きは、被扶養者に対する労働者の割合が高まり、所得に

  • インドの資本主義:ラタン・タタの「遺産」

    (英エコノミスト誌 2012年12月1日号) インドは国内で最もパワフルなビジネスマンの功績から学ぶべきだ。 タタ財閥を率いてきた創業家5代目のラタン・タタ氏は年末に退任する〔AFPBB News〕 12月28日にタタ・サンズの会長を退任するラタン・タタ氏がなぜ重要なのかを理解するのは簡単だ。 同氏が率いるコングロマリット(複合企業)はインド最大の民間企業で、同国の株式市場の7%を占めている。タタ・グループはインド全土の法人税の3%、物品税の5%を納めている。 タタ・グループの傘下企業のおかげで、人は家に住み、自動車を運転し、電話をかけ、料理を味付けし、保険に加入し、時計を身につけ、を履いて歩き、エアコンで涼み、ホテルで過ごすことができる。 国民に崇拝されるインド産業界の王 礼儀正しく、控えめで上品なタタ氏は、過去20年間にわたってインド産業界の王の座に君臨してきた。インド人は、イタリア

  • インドを悩ます食料インフレの危険な構造

    切実な脅威 料価格の急騰は市民生活を直撃する(インド南部アーメダバードの市場、8月) Amit Dave-Reuters 2011年度の成長率の見通しが8%台を下回ると予想され、「中国に次ぐ世界2番目の高成長国家」の評判が怪しくなりつつあるインド。その一方で料価格のインフレ率は急騰し、8月には2桁の伸びを記録した。 インドの英字紙ヒンドゥスタン・タイムズによれば、インド政府と中央銀行であるインド準備銀行は深刻なジレンマを抱えているようだ。インフレ率を抑えるために金融政策を変更すれば、経済が低迷しかねない。しかし通常の金融政策では、高騰する料価格を抑えることなどできない。 インド政府は、供給力を強化するために生活必需品の税率引き下げを検討することもできる。しかし、そうなれば必然的に税収が減り、財政赤字削減目標を狂わせることになりそうだ。 プラナブ・ムカジー財務相は先週、現在のインフレ率

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