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ブックマーク / kangaeruhito.jp (2)

  • 第1回 私の中に「奇」はない | 橋本治+浅田彰 日本美術史を読み直す――『ひらがな日本美術史』完結を機に―― | 橋本治 , 浅田彰 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社

    著者: 橋治 , 浅田彰 先日亡くなった橋治さんは、『ひらがな日美術史』全7巻完結後に、浅田彰さんと「新潮」2007年8月号にて対談をしました。浅田さんが『ひらがな日美術史』という仕事を高く評価していたことから実現したもので、活字になったの二人の対談はこれ一回のみです。二人の大ファンである私にとって、この対談は夢のような時間でした。今回、浅田彰さん、橋治さんご遺族のご厚意により、この「新潮」掲載版の対談を復刻掲載いたします。(編集長 松村正樹) 浅田 お久しぶりです。二十五年くらい前に、『広告批評』が紀伊國屋ホールで開いたシンポジウムで、オブザーヴァーと称して隣どうしに座らされて以来ですよね。 橋 あれは何だったんですかね。僕はオブザーヴァーになってくださいって言われた記憶もないんですよ。客席にいてくださいって言われて、何か最後に言ってくださいって言われて、すごく過激なことを言

    第1回 私の中に「奇」はない | 橋本治+浅田彰 日本美術史を読み直す――『ひらがな日本美術史』完結を機に―― | 橋本治 , 浅田彰 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社
  • 「文藝評論家」小川榮太郎氏の全著作を読んでおれは泣いた | 「文藝評論家」小川榮太郎氏の全著作を読んでおれは泣いた | 高橋源一郎 | Webでも考える人 | 新潮社

    9月21日・金曜日の夜、「新潮」編集部から電話がかかってきた。おかしいな、と思った。今月は締め切りがないはずなんだが。イヤな予感がした。おれは、少しの間ためらった後、電話に出た。案の定だ。「新潮45」問題について書いてくれ、というのである。確かに、おれは、その問題についてツイッター上で少しだけ発言をした。それだけだ。面倒くさいし、何のためにもならない。一晩考えさせてくれ、といっておれは電話を切った。でも、おれは引き受けることになるだろう、と思った。「面倒くさくて何のためにもならないことは引き受けろ」は、高橋家の家訓なのである。 書くことを引き受けてすぐ、「新潮45」の休刊が決まった。この問題については、考えなければならないことが多すぎる。休刊の是非、雑誌や出版社、あるいは著者のあるべき姿、休刊の直接的な原因となったであろう小川榮太郎氏の論文の問題点、当該特集号の各投稿それぞれが抱えている異

    irbs
    irbs 2018/10/19
    「匿名の私語」の下りと現在の小川氏の文章を比較するに、切なさと悲しさが込み上げてくる…1人の現実の生の矛盾した側面を表現するに、「二重思考」の例すら記号化として不足しているように思える、くらい切ない。
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