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ブックマーク / wirelesswire.jp (18)

  • 無価値だった検索と今無価値に思える作画AI。その先にある行動の生成

    無価値だった検索と今無価値に思える作画AI。その先にある行動の生成 2022.10.29 Updated by Ryo Shimizu on October 29, 2022, 07:51 am JST 過日、幕張メッセで開催された「AI人工知能EXPO」内のブースでコネクトームデザイン社の佐藤社長と対談する機会があった。 その時、佐藤社長から出された問いが、「検索から生成、そして創造とはどういうことか?」という最近の筆者の提言に対するシンプルな疑問だった。 人前で話をするというのは面白いもので、こういう問いかけを受けると、その場でそれまで自分が思いもしなかったような答えが出てくる。 知性が単独では存在意義を持たず、複数の知性が考えをぶつけあって思想が育つ、まさにその瞬間に出くわした。なかなか久々の感覚である。 かつて、検索は無価値だった。 いまだに「検索」にお金を払う人はいない。 検索

    無価値だった検索と今無価値に思える作画AI。その先にある行動の生成
    koyhoge
    koyhoge 2022/10/29
    AIによる「生成」は無限の特徴量空間への「検索」である。なるほど達見だ。
  • 帝国の興亡

    帝国の興亡 2022.10.03 Updated by Ryo Shimizu on October 3, 2022, 05:12 am JST イタリアの探検家、アメリゴ・ヴェスプッチは43歳にして初航海に出かけた。 彼の航海の記録は1503年に論文「新世界」として発表され、ドイツで出版された。以来、その大陸は彼の名にちなんでアメリカと呼ばれるようになった。 ヴェスプッチが探検したのは主に南米で、コロンブスが発見したのはカリブ海のプエルトリコで、厳密には北米大陸を発見したわけでもない。 それから一世紀後にイギリスのバージニア株式会社が国王ジェームズ一世から勅許を得て、メリーランド州、バージニア州、カロライナ州の開拓を開始した。 アメリカ大陸への植民はビジネスであり、入植者は実質的にバージニア会社の社員と見做されていた。 しかし、先住民族との戦いや疫病といった障害から、最初期の200人の入

    帝国の興亡
    koyhoge
    koyhoge 2022/10/03
    勝ち組テック企業の加熱した人材獲得競争の影響で、街そのものが崩壊し、社会の分断が加速されていく。
  • OpenAI/GPT-3のプロンプトプログラミングとは何か?実際にやってみる

    OpenAI/GPT-3のプロンプトプログラミングとは何か?実際にやってみる 2021.04.27 Updated by Ryo Shimizu on April 27, 2021, 08:05 am JST GPT-3は、イーロン・マスクMicrosoftらが支援するOpenAIという組織によって公開された世界最高峰の自然言語AIと言われている。 膨大なパラメータを持ち、インターネット上のありとあらゆる文字情報を学習したもので、あまりに自然な文章が作れてしまうので一般公開が制限されるという、いわく付きのAIだ。 GPT-3を利用したアプリケーションには「プロンプトプログラミング」という手法が使われている。 これを使えば、欲しいプログラムが簡単に書けるのである。 これは非常に画期的なパラダイム(考え方)で、「プログラミング」という概念を大きく広げるものだと言える。 そこで「プログラミング

    OpenAI/GPT-3のプロンプトプログラミングとは何か?実際にやってみる
    koyhoge
    koyhoge 2021/04/27
    ちょっとおちゃめな従来より遥かに人っぽい何かが生誕している。アイデアの壁打ちに良さそう?
  • ネットにしか居場所がないということ(前編)

    ネットにしか居場所がないということ(前編) The Internet Is Not Therapy 2016.11.29 Updated by yomoyomo on November 29, 2016, 16:05 pm JST 自分は誰かとつながりたい。自分は、それこそ、人間に対する優しい感情を失いたくない。(色川武大『狂人日記』) ウィキペディア編集者エリオット(仮名)の乱心 「シドニー郊外のある火曜日の夜、エリオットは家のコンピュータの前に座り、Wikipedia を編集しながら、彼が苦労して書いた文章をしきりに差し戻す仲間のボランティアと論争していた」 アンドリュー・マクミラン(Andrew McMillen)が、今年 Medium から大手雑誌出版社コンデナストに買収された人気ブログ BackChannel に寄稿した「Wikipedia Is Not Therapy!」は、そ

    ネットにしか居場所がないということ(前編)
    koyhoge
    koyhoge 2016/11/29
    yomoyomoさんのWirelessWire連載最終回前篇。ネットコミュニティとしてのWikipedia。あれだけ巨大だと諍いの頻度も多いのだろうなぁ。後篇の着地点に期待。
  • バズワードとその内実──2015年の振り返りと2016年の展望(後編)

    バズワードとその内実──2015年の振り返りと2016年の展望(後編) 2016.01.05 Updated by yomoyomo on January 5, 2016, 12:00 pm JST (前編から続く) それではフレッド・ウィルソンの2015年回顧と2016年予測ですが、まず「2015年に起こったこと」というブログエントリの冒頭、2014年の回顧エントリにおける「インターネットのソーシャルメディア段階は終わった」という宣言を再び引き合いに出し、この1、2年のある時点で、消費者向けインターネット/ソーシャル/モバイルのゴールドラッシュは終わっていたと断じています。 その理由としてウィルソンは、アメリカにおける人気モバイルアプリのランキング表を挙げます。そのランキングの上位12位までのアプリの10個が Facebook か GoogleApple のものであるという大手プラ

    バズワードとその内実──2015年の振り返りと2016年の展望(後編)
    koyhoge
    koyhoge 2016/01/05
    「ビッグ4のいずれかがこける」という予測は興味深いな。
  • 20年後:インターネットの自由という夢の死

    20年後:インターネットの自由という夢の死 After Twenty Years: The Dream of Internet Freedom is Dying 2015.09.14 Updated by yomoyomo on September 14, 2015, 18:01 pm JST 今でもあのときの記憶がよみがえっては俺を苛む 呪いのように俺を苛む 夢が現実にならなかったら、それは嘘になるのか それとももっとひどいものなのか その想いが俺を川に向かわせる 川が干上がっているのは分かっているのに その想いが今夜も俺を川に向かわせる (ブルース・スプリングスティーン「ザ・リバー」) 前回の文章は、インターネットが一般的になっての20年をソーシャルメディアとネットコミュニティという切り口でワタシなりに総括した仕事についてのものでした。前回の文章は最初に朝日新聞デジタルの20周年記念特

    20年後:インターネットの自由という夢の死
    koyhoge
    koyhoge 2015/09/15
    インターネットといえど誰かが運用コストを支払わねばならず、そこに巨大コンテンツプロバイダが投資をしてきた結果の現在がある。自由はいらないがインターネットは欲しい独裁的な第三世界の方がより直近の脅威。
  • ロボットと人間の境界線はどこにあるのか? 石黒浩教授が「超」授業を公開!

    ロボットと人間の境界線はどこにあるのか? 石黒浩教授が「超」授業を公開! Between robot and human 2015.06.08 Updated by Yuko Nonoshita on June 8, 2015, 13:02 pm JST 世界初のアンドロイド・バラエティー「マツコとマツコ」に登場するマツコロイドの制作者として知られるロボット工学の第一人者、大阪大学の石黒浩教授による特別授業が、グランフロント大阪を拠点とするナレッジキャピタルで行われた。イベントは、「超」学校シリーズと題した大阪大学とのコラボレーション企画として計3回開催されるプログラムの一つで、「わたしの研究、今、ココです」をキーワードに異なる分野をテーマにする教授陣がそれぞれ独自の話題を取り上げる。 第1回目となる石黒浩教授の話題は、もちろんロボット。だが、「あなたとロボットの境界線はどこですか?」と

    ロボットと人間の境界線はどこにあるのか? 石黒浩教授が「超」授業を公開!
    koyhoge
    koyhoge 2015/06/08
    石黒浩さんの講演レポート。「人は人のようにふるまうものの方に人間らしさを感じる」
  • 邪悪なものが勝利する世界において - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    しかし、心を鎮めて考えれば、誰にでも分かることだが、私たちを傷つけ、損なう「邪悪なもの」のほとんどには、ひとかけらの教化的な要素も、懲戒的な要素もない。それらは、何の必然性もなく私たちを訪れ、まるで冗談のように、何の目的もなく、ただ私たちを傷つけ、損なうためだけに私たちを傷つけ、損なうのである。 少し前に知り合いの女性と久方ぶりに夕をともにする機会がありました。事の後に出向いたバーで彼女は、以前自身が体験したネット上の嫌がらせの話をしてくれました。 嫌がらせをしかけてきたのは同業の女性だったのですが、その人とは仕事上も私生活でもほとんど直接の接点はありません。そんな相手からどうして嫌がらせを受けないといけないのか。例えば、仕事でひどい目にあわせたとか、恋人を奪ったといった過去があるならともかく、面識自体ないような相手なのに。 理由があるとすれば、その女性にとっての晴れの場において、意

    邪悪なものが勝利する世界において - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
    koyhoge
    koyhoge 2014/10/21
    負けしか選択肢のない戦いの中で、どこを守るかという命題は大変に難しい。
  • ファーストサーバ社データ消失事故の教訓(4)ユーザー自身が学習しなければ、サービス品質の向上は望めない ―NPO法人情報セキュリティ研究所・上原 哲太郎氏 - WirelessWire News(ワイヤ

    ファーストサーバ社データ消失事故の教訓(4)ユーザー自身が学習しなければ、サービス品質の向上は望めない ―NPO法人情報セキュリティ研究所・上原 哲太郎氏 2012.11.08 ファーストサーバの事故は、システムの構成、運用体制の不備、人的なミスといった複数の要因が重なったことで大きなものとなった。それぞれの要因は軽微なものであったかもしれないが、それがいくつも重なったことは、果たして"不運"で済まして良いことなのだろうか。今後さらに、クラウドというシステムに、事業が大きく依存していくことが確実ななかで、ユーザー企業側はいったい何に気をつけるべきなのか。一方の事業者側および業界側は、どのように信用を担保していくべきなのか。NPO法人情報セキュリティ研究所の上原哲太郎氏に、今回の事故に関する分析と業界につきつけられた課題をうかがった。なお、インタビューはあくまでも上原氏個人の意見として伺っ

    koyhoge
    koyhoge 2012/11/19
    てつたろさんのインタビュー。
  • HPの「webOS Enyo」開発チーム、中核メンバーがグーグルに移籍へ(The Verge報道) - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    次の記事 HPの「webOS Enyo」開発チーム、中核メンバーがグーグルに移籍へ(The Verge報道) 2012.05.25 ヒューレット・パッカード(以下、HP)でwebOS関連のアプリ開発フレームワーク「Enyo」の取り組みを率いていた開発チームの中核メンバーがグーグルに移り、来月から同社で仕事を始めることになったとThe Vergeなどのテクノロジー系ブログが伝えている。 Enyoとは、webOS用のHTML5ベースのアプリケーション開発用フレームワークで、HPでは現在オープンソース化を進めようとしている。Ars Technicaによると、HPは今年はじめに、EnyoのソースコードをApacheライセンスで一般に公開したという。 グーグルへの移籍が明らかになったのはEnyoプロジェクトを率いるマット・マクナルティ(Matt McNulty)氏など5〜6人で、グーグルでどのような

  • 「グーグルに特許権侵害なし」の判定 - オラクル対グーグルのJava関連訴訟 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    現在オラクル(Oracle)が保有するJava技術関連の知的財産について、同社とグーグルGoogle)とが争っている裁判で、2つの争点のうちにひとつである特許権の侵害に関する審理が米国時間23日に終了し、グーグルによる特許権の侵害は認められないとする判決が下された。 両社間のこの裁判では、先ごろ行われた著作権をめぐる前半の審理で、オラクルが提示した4件のケースのうち1件についてはグーグルによる著作権の侵害が陪審員によって認められたものの、残りの3件についてはオラクルの主張が退けられていた。グーグルによる著作権侵害が認められたのは、Android OSで使用されているAPIコード9行のみであることから、賠償金額は15万ドルから20万ドル以下とみられ、オラクルにとっては「おそらく裁判にかかった費用よりも少なくなるだろう」とAllThingsDは推定している。またBloombergでは、法律で

  • 「iAd」の劣勢がつづくアップル - 「めずらしく妥協」とWSJ報道 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    モバイル広告市場でグーグルGoogle)などの競合を相手に劣勢に立たされているアップル(Apple) が、同社としてはめずらしく自ら他社に歩み寄る姿勢を見せていると、Wall Street Journal(WSJ)が伝えている。 アップルは2010年はじめにモバイル広告配信事業者のクアトロ・ワイアレス(Quattro Wireless)を買収、同社のサービスをベースにした自社モバイル端末向けの「iAd」を同年6月に鳴り物入りで発表していた。 日産、AT&T、シティグループ(Citigroup)、JCペニー(J.C.Penny)など蒼々たる大手広告主からの出稿を集めて開始されたiAdだったが、当初キャンペーン1件あたり100万ドル以上としていた最低料金の高さなどが災いし、その後は売上が伸び悩んだとされ、今年夏にはBloombergが、アップルは最低料金を30万〜50万ドル程度まで引き下げる

    koyhoge
    koyhoge 2011/12/13
    iAdその後。マスっぽい広告アプローチを取れる会社は限られているということでは。
  • 国内キャリアのCarrier IQ対応状況 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    日、海外の話題でとりあげたCarrier IQについて(「Carrier IQ」ソフトウェア問題、米通信キャリアや端末ベンダーを巻き込んだ騒動に)、国内キャリアでの状況について、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクモバイルの3社に問い合わせた。各社広報からの回答は以下の通り。 ●NTTドコモ ドコモのスマートフォンには、Carrier IQおよびそれに類する、ユーザーの操作履歴を記録・送信するようなソフトウェアはインストールされていない。 ※KDDI、ソフトバンクモバイルからの回答が得られ次第、記事に追記する。 「Carrier IQ」について米国時間1日から、複数の米携帯通信事業者や端末ベンダー各社を巻き込んだ騒動に発展しているという記事はこちら「Carrier IQ」というソフトウェアの存在が11月なかばに明るみに出て以来、この問題が一部で波紋を呼んでいた。「Carrier IQ

  • RIMの本当の危機とは - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    昨日6月16日、ブラックベリーを提供するRIM(リサーチ・イン・モーション)社が四半期業績を発表、予想を下回る業績で株価が暴落。同社は人員削減を含むリストラを発表した。(参考記事) アメリカで一世を風靡したブラックベリーの急激な凋落のニュースは、ウォール・ストリートに衝撃を与え、「いよいよRIMも終わりか!?」といった印象を与えたが、実際のところどれほどの深刻な問題なのだろうか? 携帯業界の視点からもう少し分析してみよう。 ブラックベリーの当の「敵」は誰だ? 業績発表を読むと、RIMの四半期売上は49億1000万ドル前年、同期比16%増で、それほど悪いわけではない。純利益は確かに下がっており、前年同期比-9.6%であるが、問題はブラックベリーの出荷台数が予想も前四半期実績も下回る1320万台であったことだ。ユーザーの目から見ても、「自分の身の回りでブラックベリーを使っている人が減った」と

  • アップル、iPhone用「ユニバーサルSIM」開発の可能性再浮上 - 通信事業者との関係、さらに微妙に - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    アップル、iPhone用「ユニバーサルSIM」開発の可能性再浮上 - 通信事業者との関係、さらに微妙に 2011.02.11 アップル(Apple)がiPhone向けに独自のSIMカードを開発し、複数の携帯通信網をSIMカードの差し替え無しで使い分けられるようにする取り組みを進めていた可能性については昨年秋にお伝えしていた通りだが、ここへ来てこの「ユニバーサルSIM」(Universal SIM技術開発の可能性に関する話が再浮上している。 Bloombergは米国時間10日、アップルによる「廉価版iPhone」("iPhone nano")開発プロジェクトの可能性に関する記事を公開したが、この記事のなかではアップルが「ユニバーサルSIM」(Universal SIM技術の開発を進めているとする2人の情報筋の話も紹介されている。それによると、この技術iPhoneユーザーが複数のGSMネ

  • スマートフォン自身がVoIPの通話を中継する「BatPhone」の可能性 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    オーストラリアのFlinders大学のPaul Gardner-Stephen博士を中心とする「Serval Project」が、既存のスマートフォンなどを使って、いわゆる「メッシュ」ネットワーキングによりVoIPの通話をリレーするソフトウェア「BatPhone」を開発したと発表し、評判になっている。Androidに移植されたAsteriskと、新たに開発した「革新的な電話番号配信プロトコル」(Serval DNA)を組み合わせることで、既存の電話番号を使用してメッシュネットワークに接続された携帯電話とVoIPで通話できる。 ▼The Serval presentation at Linux Conf Au 2011 (The Serval Project) 洪水など自然災害が発生した際に、近くに携帯電話会社の基地局がなくても、スマートフォンからスマートフォンへ通話を伝送できるということ

    koyhoge
    koyhoge 2011/02/01
    AsteriskをAndroidに移植したのか。
  • 【図・グラフ】処理性能5倍、消費電力75%減 - クアルコムの「Snapdragon」次世代SoC - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    グーグルGoogle)のAndroid OSとともに、スマートフォン時代の「Wintel」となるとの下馬評も出始めているクアルコムの「Snapdragon」チップ。その新世代のチップセット(System on a Chip:SoC)のロードマップが米国時間18日に発表された。 このスライドにあるように、クアルコムでは今後まず「MSM8260」「同8660」というチップセットを投入していく予定。「8260」と「8660」はいずれも、2つの「Scorpion」コアと「Adreno 205」GPUを内蔵する(製造プロセスは45nm)。両者の違いは、8260がHSPA+通信方式をサポートするのに対し、8660ではHSPA+に加え、CDMA2000と1xEV-DO Rev. Bにも対応する点で、コアの動作速度はいずれも1.2GHzとなる。 いっぽう、その次の「MSM8960」ではデュアルコア (製

  • 北米編(4)米国のスマートフォン・ブーム(下) - WirelessWire News

    ○前回に引き続き、米国のスマートフォン市場について概観する。北米のスマートフォンは誕生当初からパソコンとネットに強い関連性を持って発展してきた。「Web2.0」や「クラウド」の潮流と3Gにおける通信方式の共通化による「世界端末」が可能になったことで、市場は世界へと拡大し、新旧のプレイヤーが入り乱れて激しい競争を繰り広げている。 1. スマートフォンの系譜 日では2007年に発売されたiPhone以来、急速に注目を集めるようになったスマートフォンであるが、米国ではその前に長い歴史を持つ。 米国型スマートフォンとして最初に登場したのは、1998年、パーム・パイロットの流れをくむ電子手帳に音声モジュールを取り付けられるようにした「Handspring Visor」である1。カレンダー・アドレス帳といった「パーソナル情報(PIM)」をパソコンとつないで同期させることが必須の使い方であった。 20

    koyhoge
    koyhoge 2010/06/09
    Windows Mobile / iPaq に全く言及がない
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