1980年代にビデオゲーム機で名をはせた仏アタリがこのほど、仮想通貨のスペースに進出した。 同社が仮想通貨に関連する計画があることを最初に明かしたのは昨年12月だが、その戦略の詳細を発表した2月8日以来、アタリ株は60%余り上昇した。同社はブロックチェーンに基づくデジタル・エンターテイメント・プラットフォームを構築している企業の株式を取得し、合意の一環として「アタリ・トークン」と名付けた独自のデジタル通貨を誕生させる計画だ。同社はまた、仮想通貨を用いてのギャンブルを可能にするため、英パリプレーとのオンラインカジノ提携を拡大する。 アタリのフレデリック・シェネイ最高経営責任者(CEO)は発表文で「ブロックチェーン技術はわれわれの環境で非常に重要な役割を担い、現在の経済エコシステム、特にビデオゲーム業界とオンライン決済の領域で、大変革とはいかないにしても変化をもたらそうとしている。当社は資産と