スイス・ダボスで、地球温暖化対策を求める運動「フライデーズ・フォー・フューチャー」に参加するグレタ・トゥンベリさん(中央、2020年1月24日撮影)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP 【2月8日 AFP】欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル(Josep Borrell)外交安全保障上級代表(外相)が7日、若い環境活動家たちの純粋さに疑問を投げ掛け、「グレタ症候群」に掛かっていると冗談めかして皮肉ったことに対し、環境デモに参加する学生たちや政治家から非難の声が上がっている。 ボレル外相は5日、欧州議会(European Parliament)で開かれた会議で、デモに参加する学生たちは、カーボンニュートラル(炭素排出量実質ゼロの状態)の未来を保証するために負担しなければならない費用を十分に理解しないまま、スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunb