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ブックマーク / courrier.jp (13)

  • 「不気味な“人口減少実験室”ニッポンで、いま起きていること」を仏紙が列挙 | 日本はもう「消滅した星」なのだろうか

    ちょうど50年前、日は世界で最初に出生率が人口置換水準を下回った。それ以来、頑なに移民の受け入れを拒否し続けた結果、この国はいま、世界にとって「混じりけがない人口減少」のサンプルになっている。 「この区画分けした芝生が、集合住宅のようなものだと想像してみてください」。そう話す井上治代(いのうえ・はるよ)は、死後の住宅の管理人だ。 井上が代表を務めるNPO法人「エンディングセンター」は、孤独な日人の生前と死後の支援をしている。このセンターの墓地は一ヵ所ごとに数百人を受け入れていて、亡くなった会員はそこで死後、再会することになる。いわば目に見えない小さな分譲地を割り当てられているのである。 桜の木が茂る美しい墓地を前にして、井上は「死の助産師のようなものが必要なのかもしれません」と哲学的なことを言う。 日の人口減少がどのようなものか、その必然的な結果として、生ける者がどれほど孤独に取り巻

    「不気味な“人口減少実験室”ニッポンで、いま起きていること」を仏紙が列挙 | 日本はもう「消滅した星」なのだろうか
    prozorec
    prozorec 2024/04/12
    “日本人の出生率が、人口置換水準である女性一人当たり「2.07」人という数字を下回ったのは、1974年のことだった”としても、実際に人口が減り始めのに40年以上かかるのだから、この数字の意味をなかなか実感できない
  • 「英国王がその空っぽの頭に、はりぼての王冠を戴くとき」─英紙が王室を痛烈批判 | ロイヤルファミリーに莫大な公的資金を注ぐ価値はあるのか

    チャールズ国王の戴冠式が迫るなか、王室がひた隠しにしてきた莫大な収入を英紙「ガーディアン」が暴いた。君主制とは巨額の血税を投じてまで維持されるべきものなのか。同紙コラムニストは「英王室は中身のない金い虫だ」と手厳しい。 ウィンザー家は英国民の「扶養家族」 戴冠式の日、新しい英国王の誕生を報じるテレビの画面からは、ある集団の姿が巧みに隠されるかもしれない。「私の王ではない」と書かれたTシャツを着た君主制反対派のことだ。 だが好むと好まざるとにかかわらず、チャールズは私たちの王だ。なぜなら、彼とその家族は英国民の「扶養家族」なのだから──。 紙ガーディアンは先ごろ、王室財政に関する大規模調査を実施し、英王室の維持には莫大な費用がかかっており、その額は欧州のどの国の王室よりも高いことを明らかにした。

    「英国王がその空っぽの頭に、はりぼての王冠を戴くとき」─英紙が王室を痛烈批判 | ロイヤルファミリーに莫大な公的資金を注ぐ価値はあるのか
  • カズオ・イシグロ「物語には“分断”に対抗する力がある」 | ノーベル賞作家が語る「創作の意義」と「次世代への期待」

    ──「物語」を創作することは、将来的にどんな意味を持つようになると思いますか? 「世界が混乱し、分断されても、物語は永遠に『善に向かう力』であり続けると思います。どの世代においても、同時代の世界に語りかける作家の存在が非常に重要になるでしょう。私たちが住む世界では分断が加速していますが、私は物語を書き、それを共有することで、この流れに抗えると信じたいのです」 ──物語は現在の世界の分断にどのように対抗できるのでしょうか。 「物語が重要なのは、それが単なる情報の交換ではないからです。私たちが互いに物語を伝え合うとき、私たちは感情と、ある状況への感じ方を共有します。そこには共感が生まれます。他の人にとって大事なことが、自分からは遠いできごとだとしても、その感情がどこからきたのかを、ひとりの人間として理解することが大切なのです。 現在のように分断された世界では、感情を揺さぶる物語を作るときに気を

    カズオ・イシグロ「物語には“分断”に対抗する力がある」 | ノーベル賞作家が語る「創作の意義」と「次世代への期待」
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    prozorec 2022/12/26
  • 今週の名言 “Tell me and I forget. Teach me and I remember. Involve me and I learn.” | Inspiring Quotes: 心に響く英語の名言

    欧米の偉人や有名人の名言、格言をご紹介するInspiring Quotes。背中を押してくれたり、気づきを与えてくれたり、くすっと笑わせてくれる。そんな名言を毎週紹介します。ついでに英語を覚えることができて、一挙両得。 なお、この連載はポッドキャスト、YouTubeとも連動しています。ぜひ、お好みの方法でお楽しみください。 今週の名言 Tell me and I forget. Teach me and I remember. Involve me and I learn. 3つのシンプルな文章で出来ています。最後のinvolveは、「〜を関わらせる」「〜を巻き込む」という意味です。 それではさっそく訳してみましょう。 Tell me and I forget. Teach me and I remember. Involve me and I learn. 言われたことは忘れる。教わった

    今週の名言 “Tell me and I forget. Teach me and I remember. Involve me and I learn.” | Inspiring Quotes: 心に響く英語の名言
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    prozorec 2022/11/03
    命令文 + andは「何とかせよ、そうすれば」と訳すのでは?
  • イーロン・マスクとランチをしながら「ツイッター買収の本音」と「怒りの原因」を聞いてみた | 「テスラは持続可能なエネルギーの到来を20年早めた」

    「ツイッター」を買収して「言論の自由」を獲得しようとしたり、ウクライナ戦争を終わらせるための“和平案”を提案したりと、何かと話題に事欠かないイーロン・マスク。もちろん、火星開拓への執着ぶりは変わらない。現在「ダイエット中」のマスクと英「フィナンシャル・タイムズ」紙の記者が、ランチをした。 イーロン・マスクとのディナーは、テスラでのドライブから始まった。テキサス州の州都オースティンで、私はマスクの2歳半の息子Xと並んで後部座席に座る。午後7時くらいだった。案の定、Xはぐずりだした。向かう先はマスクお気に入りのメキシコ料理店「フォンダ・サン・ミゲル」。 その前に私は同僚と、コロラド川のほとりに建つ「ギガファクトリー」を案内されていた。この巨大な生産工場で、テスラの最新小型スポーツ多目的車(SUV)の「モデルY」が生産されている。モデルYは世界で最も売れているテスラEVで、マスクを長者番付の首位

    イーロン・マスクとランチをしながら「ツイッター買収の本音」と「怒りの原因」を聞いてみた | 「テスラは持続可能なエネルギーの到来を20年早めた」
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    prozorec 2022/10/30
    タイトルには「ランチ」とあるのに本文は「イーロン・マスクとのディナー」で始まり、混乱する。原文が見つからなかったので、和訳の問題か原文の問題か判断がつかない
  • タバコ・化石燃料・銃業界はいかに人々を「無関心」にさせて規制を回避しているのか | 世界の闇が垣間見える「無知学(アグノトロジー)」入門

    「真実は知り得ない」と思い込ませる スタンフォード大学で科学史を研究するロバート・プロクター教授は、地球科学に関する世界最大の会議に登壇し、工業用タバコ製造機の写真を紹介していた。しかし、それを見たことがある聴衆はほぼ皆無だ。それこそが、プロクターが言わんとしていたことだった。 プロクターは気候科学者たちを前に、化石燃料業界がどのようにして、自社製品に厳しい目が向けられるのを回避したかを説明していた。その多くの戦術は、タバコ業界が先駆けて取り入れていたものだ。 写真で紹介した工業用タバコ製造機を目にした人がほとんどいないのは、タバコとそれに起因する健康被害に人々の関心を向かないよう、業界が仕組んだためだという。

    タバコ・化石燃料・銃業界はいかに人々を「無関心」にさせて規制を回避しているのか | 世界の闇が垣間見える「無知学(アグノトロジー)」入門
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    prozorec 2022/07/18
    「化石燃料業界が、気候科学者たちによる気候変動研究の結果に疑問を投げかけた」←まさにこれ。温暖化など起きていないという風に言っていた人々がどこからの金で動いていたのかを調べると、石油業界に繋がっている
  • ドイツ語圏の教育現場で静かに流行しつつある「幸せになる方法」を教える授業とは | 子どもの心身の健康にもつながる

    ドイツ語圏の学校教育現場にはかつて、「学校の授業は知識を身につける場だ」、「学びには厳しさがつきものだ」という考え方があった。最近、少しずつではあるが、それが変わってきているようだ。 学校はいまや、数学の公式や歴史の出来事を教えるだけの場所ではない。生徒たちが幸福になる方法を教える場所でもある──そんな考えのもと、ドイツ語圏の国々の学校では、科目としての「幸福」の時間が導入されている。 「幸せになる方法」を教える授業が、なぜいまの子どもたちに必要なのだろうか。そして、その授業ではどのような取り組みが行なわれるのだろうか。

    ドイツ語圏の教育現場で静かに流行しつつある「幸せになる方法」を教える授業とは | 子どもの心身の健康にもつながる
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    prozorec 2022/06/14
    「ドイツ語圏の学校教」というのはドイツ、オーストリア、スイスにある学校のことなのか?
  • 中世の「貴族の食卓」に肉料理は並んでなかった? 歴史の通説を覆す“人骨研究”の結果 | 貴族も肉より「パンや野菜を食べていた」

    貴族が「肉をよくべていた」証拠はない これまで中世のアングロサクソンの王様や支配階級の人々は、農民やその他の人々がなかなか口にできない、肉料理が中心の贅沢な事をしていたと信じられてきた。 だが、この説を覆す研究結果が4月末に発表された。その最新の調査結果によると、王や支配階級は、実際のところはそれほど肉を口にしておらず、振舞われていた材自体は平民たちとほぼ同じ。パンを主に、野菜やスープべていたという。 この研究はイギリスの考古学者や歴史学者らによって行われたもので、彼らが導き出した結果は、5世紀から11世紀にかけてイギリスで埋葬された2000体以上の人骨の分析に基づく。

    中世の「貴族の食卓」に肉料理は並んでなかった? 歴史の通説を覆す“人骨研究”の結果 | 貴族も肉より「パンや野菜を食べていた」
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    prozorec 2022/05/05
    中世の貴族の食卓というタイトルになっているが https://www.nytimes.com/2022/04/29/world/europe/anglo-saxon-kings-diet.html を読むと、調べた対象は5世紀から11世紀のアングロサクソンの支配階級のことで、タイトルがミスリードしている
  • 「戦車」の繊細な歴史─最初から時代遅れと言われつつなぜか廃れない兵器 | 葬られた墓からよみがえりつづけるモンスター

    言われてみれば、戦車という兵器は20世紀的な風貌をしている。21世紀に戦車はまだ必要なのか? 時事問題と歴史を切り結ぶ歴史学者のスティーブン・ミームが、戦車の歴史を振り返り、その未来を展望する。 戦車は時代遅れか? 1世紀以上も前に戦車が初めて戦場に登場して以来、軍事アナリストたちが問うてきた疑問だが、ウクライナでの戦争が2ヵ月目に突入した最近もまた問われている。 ロシアが2月24日のウクライナ侵攻に備えていたとき、これまでの常識からして、ロシアはその装甲部隊と優れた空軍力で即座に勝てるだろうと思われていた。 ところが世界が目の当たりにしたのは、ロシアの戦車が何台も路上で炎上し、その砲塔が吹き飛ばされ、乗組員も焼き殺されているという光景だった。無数の装甲車がこのような憂き目に遭ったのは、「ジャベリン」「NLAW」「スタグナ」などと呼ばれる新世代の携行式対戦車ミサイルのせいだ。 こんなことで

    「戦車」の繊細な歴史─最初から時代遅れと言われつつなぜか廃れない兵器 | 葬られた墓からよみがえりつづけるモンスター
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    prozorec 2022/04/07
    「1930年代、ナチスは最新鋭の戦車を考案した。もちろん装甲しているが、高度に機動力があり、破壊力もあり、防護の歩兵部隊に付き添っていれば」がポイント。単独で投入できないのは、大きな弱点
  • 非寛容な中世に逆戻り?──民主的な議論を封じ、異端派を追放する「現代のリベラル」 | 人種差別や不平等に関心が高いのはいいけれど…

    表現の自由は当然のものではなく、キリスト教の教義を絶対とする封建的な中世から、民主的な議論を求める欧州の先人たちが戦って得てきたものだ。しかし、人種差別や不平等に関心の強い現代の「リベラル」は議論を封じ、「正当」な意見しか認めない傾向があるという。 そんな非寛容な現代の「リベラル」を、英誌「エコノミスト」が、宗教が国家を支配した時代の行いと比較分析する。 近代を形作った「リベラリズムの功績」 リベラリズムは、ヨーロッパを1000年以上支配した「宗教国家」に対する抵抗の中で形作られた。中世ヨーロッパでは、ローマ・カトリック教会が社会を支配し、黒い服を着た聖職者の超国家的組織(騎士修道会)があらゆる事柄について服従を要求した。精神的にも道徳的にも人々を支配し、教育も牛耳った。 16世紀の宗教改革はキリスト教諸派の間に競争をもたらしたが、それによって宗教と国家の癒着は助長された。フランス出身の神

    非寛容な中世に逆戻り?──民主的な議論を封じ、異端派を追放する「現代のリベラル」 | 人種差別や不平等に関心が高いのはいいけれど…
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    prozorec 2021/09/26
    また間違った中世のイメージを広めているのでは?中世は5世紀から15世紀まで
  • バラク・オバマがリストアップした「今夏に読むべき11冊の課題図書」 | 2021年に出版された話題の新作をまとめてチェック

    『夜のなかでは血すらも黒い』(未邦訳) デイビッド・ディオプ フランス人作家による小説英語に翻訳され、イギリスで出版された最も優れたフィクション作品に贈られる「国際ブッカー賞」受賞作。第一次世界大戦でフランス軍としてドイツと戦ったセネガル人の兵士、アルファとマデンバは助け合いながら戦い続けるが、ある日、マデンバは重傷を負い、亡くなってしまう。1人残されたアルファは孤独に苛まれるものの戦いにのめり込み、やがて暴力と死を求めるようになる。 『ビッグ・ナンバーの地で』(未邦訳) テ・ピン・チェン 2014年から2018年まで米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」に所属し、中国特派員として活動していたジャーナリストによる小説。とある兄弟がテレビゲームで競い合うなか、妹は地下室で共産党政府の暗部を暴露する。政府のコールセンターで働く女性はある日、自分が話している相手がかつての恋人であることに気づ

    バラク・オバマがリストアップした「今夏に読むべき11冊の課題図書」 | 2021年に出版された話題の新作をまとめてチェック
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    prozorec 2021/07/14
    オバマ元大統領のお気に入りの書籍リストが、なぜか課題図書になっているのに違和感を感じる。何の課題なのだろう?
  • 中国の奇習「纏足」とは何か? 106歳「最後の纏足女性」が“素足”を晒して証言 | 中国ニュース拾い読み 

    女児の足を縛って、人為的にその発達を抑える中華民族特有の風習「纏足(てんそく)」。女性の性的魅力を高めるとして、20世紀中頃までおこなわれていた習慣だが、今、「最後の纏足世代」が急速に姿を消しつつある。高齢となった彼女たちが、自らの生涯と纏足について語り始めた。 そもそも纏足とは何か? 中国では一般に「小脚(シァオジァオ)」とも呼ばれる纏足は、幼女の足首から先を布できつく縛って足の成長を阻害し、故意に小さく変形させる奇習だ。纏足をされた女性は、生涯にわたり歩行困難を強いられる。 纏足するには、女児が4~5歳になると長さ約3mの帯状綿布で両足の足首から先をそれぞれきつく縛り、発育を故意に抑える。施術中の女児は高熱を発するため、纏足は秋におこなわれた。女児は麻酔代わりにアヘンを吸わされた上で寝台に固定され、親指を除く8の足指を内側に強く折り曲げられ、時には舟状骨や距骨など足の甲の骨を石で砕い

    中国の奇習「纏足」とは何か? 106歳「最後の纏足女性」が“素足”を晒して証言 | 中国ニュース拾い読み 
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    prozorec 2020/11/03
  • ノーベル賞経済学者が説く「GDPの最大化は、先進国が考えた的外れなゴール」 | 財政的な優遇処置にばかり力を入れても…

    2019年のノーベル経済学賞を受賞したフランス人学者のエステル・デュフロ。長年、「55歳以上の白人男性」が占めてきた経済学賞を、女性が、しかも最年少で受賞したとして注目を浴びている。インドなどの貧困国において調査を続けてきた彼女が、メインストリームの経済学の「最大の誤り」に斬り込む。 エステル・デュフロと私(記者)はロンドンで会った。いつものように記者から厳しい質問を浴びせられるだろうとわかっていながら、彼女は折り目正しい。ノーベル賞受賞後の1ヵ月について、「いい意味で忙しいです」と言う。 彼女はいま、ボロボロになった経済学の評判を立て直そうとしている。新著『Good Economics for Hard Times』(未邦訳)では、移民、貿易、広がる格差などの切迫した問題に、経済学が貢献できることを示した。彼女はこう言う。 「(出版は)最高のタイミングでした」 4分の3は55歳以上の白人

    ノーベル賞経済学者が説く「GDPの最大化は、先進国が考えた的外れなゴール」 | 財政的な優遇処置にばかり力を入れても…
    prozorec
    prozorec 2020/01/22
    「掴みどころのないGDPという目標は、もう先進国の政治家が優先すべきことではなくなっているのかもしれない」←本当にそう思う。それに拘るのは、単なる呪い
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