「まさか本当にやるとは」――。さすがに驚きと怒りの声が上がっている。安倍政権は1月31日、2月7日に定年退官する予定だった黒川弘務・東京高検検事長(62)の定年を8月7日まで半年間、延長することを閣議決定した。 検察庁法は、検事総長の定年を65歳、その他の検察官の定年は6…
「まさか本当にやるとは」――。さすがに驚きと怒りの声が上がっている。安倍政権は1月31日、2月7日に定年退官する予定だった黒川弘務・東京高検検事長(62)の定年を8月7日まで半年間、延長することを閣議決定した。 検察庁法は、検事総長の定年を65歳、その他の検察官の定年は6…
参院予算委員会で「#募る」と書かれた資料を手にする安倍晋三首相です。「桜を見る会」を巡る問題で、自身の地元事務所が「功績」などと無関係に参加者を募集した疑いに関した前日の答弁について準備したものです→… https://t.co/BAGsF5wAlg
衆院予算委員会で「桜を見る会」を巡る問題について答弁中に野党議員のヤジを指摘する安倍晋三首相=国会内で2020年1月27日午後4時28分、川田雅浩撮影 安倍晋三首相と全閣僚が出席する衆院予算委員会が27日開かれた。質疑で菅義偉官房長官は、「桜を見る会」の招待者名簿の電子データ廃棄記録(ログ)を開示しない理由について「同じシステムを国家安全保障局も利用しており(記録を確認しただけで)国家機密漏えいの危険が増す。確認は不正侵入の検証などの範囲内で行う」と説明した。また「(電子データの)廃棄の時期は各省庁の判断に委ねられている」との認識を示し、野党側のログ開示要求に応じる必要はないとの考えを改めて示した。 首相が一問一答形式の予算委員会に出席するのは昨年11月8日の参院予算委以来で、野党の質問は政権の不祥事に集中した。昨年の「桜を見る会」の前日に首相の後援会が東京都内のホテルで開いた「前夜祭」も
衆議院の予算委員会では、野党側が引き続き「桜を見る会」の問題で安倍首相を追及している。 野党側は、出席者が増えたのは安倍事務所が功績などに関係なく出席を募ったことが要因だと追及したが、安倍首相は明確な答弁を避けた。 共産党・宮本議員「(桜を見る会の)申込書を使ってコピーもしてくださいと。こういうやり方で幅広く安倍事務所が募っていることについて、総理はいつから知っていたんですか」 安倍首相「そういう文書をということについてはですね、私はつまびらかには承知はしていなかった」 共産党・宮本議員「この文書は見たことはなかったけど、募集をしているということは、いつからご存じだったんですか」 安倍首相「私はですね、幅広く募っているという認識でございました。募集してるという認識ではなかったものです」 共産党・宮本議員「日本語を今まで48年間使ってまいりましたけども、募るというのは募集するっていうのと同じ
首相主催の「桜を見る会」を巡り内閣府が21日に国会に示した新資料を読み解くと、招待者や支出の増加ぶりが克明に浮かび上がる。特に第2次安倍政権となってから「政治家枠」が膨張し、「功労」よりも「政治家とのコネ」が重視されていることが読み取れる。【秋山信一】 「政治家枠」の膨張は、小泉政権時と比べると明らかだ。2019年12月に国立公文書館が公開した小泉政権時(05年度)の招待者の内訳を見ると、「総理大臣、自民党、公明党、正副官房長官」の合計は2744人。新資料で判明した19年度分の「各界功績者(総理大臣等)」は8894人で、「政治家枠」は約3・24倍に増えた。全体では計8737人から計1万5420人に増え、増加分の約92%を「政治家枠」が占めた。 著名な芸能人やスポーツ選手を含む「芸術・文化・スポーツ」も05年度の201人から19年度は260人に増加。ピークの15年度には390人に達した。内閣
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安倍晋三首相は説明を「拒みません」。国会議員が「刑事告発」や「検察当局の捜査」を理由に疑惑の説明を拒むケースが相次ぐ中、菅義偉官房長官は21日の記者会見で、「桜を見る会」を巡って首相が自身への刑事告発を理由に説明を拒むことは「全くありません」と断言した。 菅氏は会見で、首相の対応について「国会で出た時は丁寧に説明されてきている。当然、国会の中で議論があれば、丁寧に説明をさせていただく」と述べた。また、河井克行前法相や菅原一秀前経済産業相が詳細な説明を拒んでいることについて、「政治家は自らのことについては自…
妻の案里参院議員 ©共同通信社 河井陣営の金満ぶりは、当時から広島県内で話題になっていた。 「案里事務所はタウンメールというビラのポスティングを公示前から複数回やっていたが、1回あたり1500万~2000万円ほどかかるのに、なぜあんなに何回もできたのか。菅義偉官房長官が演説に来たときは駅から数百メートルにわたって看板が立てられるなど、とにかく物量が桁ちがいでした」(自民党広島県議) それを可能にしたのが党本部からの資金提供だったのだ。 「目下、広島地検は違法買収を可能にした克行・案里両事務所のカネの流れについて徹底的に調べています。押収資料の中には、党本部から大量のカネが次々と入金されていた記録もあります」(捜査関係者) ウグイス嬢への“日当3万円”を示す内部文書 捜査当局はすでに通帳や経理担当者のメモなどを多数押収しているが、その中でも決定的な書類がある。事務所内で共有されていたとみられ
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菅義偉官房長官は15日午後の記者会見で、首相主催の「桜を見る会」の招待者名簿が管理簿に記載されず廃棄された問題について、内閣府の課長の指導や監督が不十分だったとの認識を示した。また、国会に提出された推薦者名簿の一部が白塗りで消されていたことが改ざんに当たるかどうかを繰り返し問われ、「何と言うかは別にして、不適切だった」と述べた。主なやりとりは以下の通り。【政治部、統合デジタル取材センター】
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安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡る問題の野党追及本部のヒアリングで内閣府などの担当者たちに質問する議員たち=国会内で2020年1月7日午後4時14分、川田雅浩撮影 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡る問題について、野党の合同追及チームは7日、政府側にヒアリングを行った。内閣府が2019年1月、桜を見る会の飲食物提供を担当し、首相の妻昭恵氏の友人とされる人物が役員を務めている飲食業者「ジェーシー・コムサ」(東京都渋谷区)などと、入札公告前に打ち合わせをしていた問題が追及された。また、山口県下関市の市民団体の代表が出席し、「桜を見る会」の前夜祭についての調査状況を報告した。主なやりとりは以下の通り。【江畑佳明、大場伸也/統合デジタル取材センター】
ことし1年間に生まれた子どもの数を示す「出生数」が、はじめて90万人を下回る見通しとなったことを受けて、安倍総理大臣は少子化対策を担当する衛藤一億総活躍担当大臣に対し、あらゆる施策を動員して対策を進めるよう指示しました。 会談では、ことし1年間に生まれた子どもの数を示す「出生数」が、はじめて90万人を下回る見通しとなったことをめぐって意見が交わされ、安倍総理大臣は「大変な事態であり、国難とも言える状況だ」と指摘しました。 そのうえで、安倍総理大臣は、衛藤大臣に対し、政府が掲げる「希望出生率1.8」の達成に向けて、あらゆる施策を動員して対策を進めるよう指示しました。 会談のあと衛藤大臣は、記者団に対し、今年度中を目途に策定作業を進めている、政府の新たな「少子化社会対策大綱」で少子化対策の具体的な方向性を打ち出す考えを示しました。
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