2023/01/23 NIIとNTT、秘密計算システムの大学向けトライアルを開始 ~世界初の「AI 4大カテゴリの主要なアルゴリズムによる学習・推論が可能な秘密計算AIソフトウェア」を提供~ 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(東京都千代田区、所長:喜連川優、以下NII)は、オープンサイエンスの実現に向け、大学の研究データを適切に管理しつつ利活用を加速するため、秘密計算を用いた安全なデータ分析基盤に関する研究を進めています。 今回、日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:島田明、以下NTT)と共同で、データを暗号化したまま一度も元に戻さずに、世界初のAI 4大カテゴリの主要なアルゴリズムによる学習・推論が可能な秘密計算AIソフトウェアを利用できるトライアルを提供することになりました。 本トライアルは、NIIとNTTの共同研究の一環として、NIIの計算機上で秘密計算AIソ
概要 より包括的なハンドブックとしていくため、様々な分野の有識者が参画する「デジタル時代のデータ利活用等における法的制度的課題に関する検討会」を令和5年度に情報・システム研究機構(ROIS)に設置し、現在継続的な改版を行っています。 近年の学術研究では、分野を問わず、多種多様なデータを取り扱うことが増えています。データの利活用は、今後の学術研究を進展させるために極めて重要である一方、取扱いを誤ったときには研究の中止や研究成果の撤回に追い込まれるといったリスクも増える等、その取扱いは容易ではありません。研究者の皆様からは、とりわけ個人情報を含むデータに関するルールが具体的にどのようなものであるか分からず、その取扱いを躊躇するといった声が聞かれます。さらに、2022年4月から施行された新たな個人情報保護法においては、公的部門・民間部門を問わず学術研究分野の規律が統一されるとともに、安全管理措置
情報通信回線は全国民が共有する有限の資源です。通信量が情報通信回線の限界を超えるとすべての利用者が大きな影響を受けます。1600万人の生徒・学生が、この世界的な災禍の中でも十分な学習ができるように、「データダイエット」に協力しましょう。 オンライン授業は通信量(データ量)が極力小さくなるように工夫しましょう。 空いた通信回線の容量は、初等中等教育や新入生教育等Face-to-Faceが必要となる場合や障がい者への合理的配慮など必須の分野へ使ってもらいましょう。 通信量に配慮した授業の実施・設計手法 先生が話す映像を送信する必要はありません。講義中、自分の顔や書画カメラを動画で常時流しておいたりすると通信量は多くなります。学生のカメラもオンにし続けると通信量が増えます。不要なカメラはオフしましょう。 画面共有による資料提供中心の授業は通信量が大幅に少なくなります。先生が黒板の前で動き回る授業
2020年4月以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、大学等においては遠隔講義に関する検討がなされてきました。国立情報学研究所ならびに大学の情報環境のあり方検討会では、大学等における遠隔授業や教育DX等に関する情報を共有することを目的に、2020年3月末より週1回から隔週のペースで、大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」(「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」から名称変更)を継続的に開催しています。 大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」 【第77回】 大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」(5/16 オンライン開催) 開催日時 2024年5月16日(木)10:30 - 共催 国立情報学研究所 大
2019年04月12日 本募集の概要: 国立情報学研究所では、大学などの教育研究成果を発信する機関リポジトリの構築とその連携を支援しています。これまで、国内の学術機関を対象として、コンテンツ拡充、システム連携、 コミュニティ形成などについて支援を実施し、750以上の機関において機関リポジトリが構築・運用されるまでになっています。独自で機関リポジトリの構築・運用が難しい機関に対しては、国立情報学研究所が開発した機関リポジトリソフトウェアWEKOをベースにした共用リポジトリのシステム環境をクラウドサービスとして提供しています。JAIRO Cloudと称するこのサービスや関連サービスの運用を行うための事務補佐員を公募するものです。 1.職名: 事務補佐員(有期雇用職員) 2.募集人員: 1名 3.勤務地: 国立情報学研究所(千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内) 都営地下鉄・東京メトロ「
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(所長:喜連川 優、東京都千代田区)は、一般社団法人 日本オープンオンライン教育推進評議会(JMOOC)公認の配信プラットフォーム「gacco」で、無料オンライン講座「オープンサイエンス時代の研究データ管理」を本年11月15日から開講します。本研究所のMOOC講座開講は今回が2回目です。 (2017/08/28更新) 近年、国際的な動向として、論文だけでなく研究データやソフトウェアなどもインターネット上などで社会一般に広く公開・共有する「オープンサイエンス」が新しい研究の進め方として注目されています。異なる機関が研究データ等を共用するためには、それらを共通の名称や形式で保存・公開するなどオープンサイエンスに向けた研究データ管理が求められますが、こうした管理に関する基礎知識やノウハウが普及していないことがオープンサイエンスの推進に
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)情報学プリンシプル研究系准教授、小野 順貴(おの・のぶたか)の研究室と国立大学法人 筑波大学(学長:永田 恭介、茨城県つくば市)生命領域学際研究センター教授、牧野 昭二(まきの・しょうじ)らの研究グループは、複数の機器で録音した複数話者の重なり合った音声から一人ひとりの声を分離し、これにより複数の音声を同時認識できるようにする新しい音響信号処理技術を開発しました。本成果は、米サンフランシスコで今月開かれた音声分野のトップ国際会議「INTERSPEECH」で、小野研究室のNII情報学プリンシプル研究系特任助教、越智 景子(おち・けいこ)が発表しました。この技術により、会議のように複数の話者が同時に話すような状況でも、特別な機器を使わずに音声認識することが可能になります。 音声認識の性能は
大規模ソーシャルメディアデータは情報学研究のターゲットとして大きな注目を浴びており、ニコニコ動画も研究データとして大きな可能性があります。 国立情報学研究所 情報学研究データリポジトリ(IDR)では、株式会社ドワンゴの協力の下、ニコニコ動画のコメント等データを広く公開し、研究の用途に供することと致しました。 データはニコニコ動画に昨年11月初旬までに投稿された約830万件の動画のメタデータ(タイトル、説明文、タグ、投稿日時、再生数等)約12GBと、それに対するコメントデータ(コメント本文、投稿日時、コメント位置等)約300GBです。動画データ本体および個人を特定するユーザIDは含まれません。 本データは研究目的であればどなたでもご利用いただけます。希望される方は下記サイトより利用申請をして下さい。 情報学研究データリポジトリ ニコニコ動画コメント等データ
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