タグ

ブックマーク / www.higan.net (1)

  • 「さようなら」という言葉 | 日日是好日 | 彼岸寺

    言葉に関わる仕事をしているせいか、日語の意味を考えるのが好きです。 同じ音だけれど違う漢字を宛がわれて、まったく別々な場所に置かれている言葉が、実は重なり合う意味を持っていることに気づくと視界が広がったような感じがします。たとえば「話す」と「離す」。人はつらいことや悲しいことがあると、何度も同じ話を繰り返し聞いてもらいたくなります。たぶん、「話す」ことで「離す」ことをしているんじゃないかな? と考えたりするのです。 「さようなら」という言葉については、須賀敦子著『遠い朝のたち』の中で紹介されていた、アン・モロー・リンドバーグのエッセイの一節からその語源を知りました。アンは飛行家のチャールズ・リンドバーグのだった人。彼女は夫で東京を訪れたときに「さようなら」という言葉に出会ったようです。 「この国の人たちは、別れにのぞんで「そうならねばならぬのなら」とあきらめの言葉を口にする」。英語

  • 1