警視庁がタスクフォースを立ち上げ、徹底した摘発を行なってきた違法スカウト集団「ナチュラル」。「デイリー新潮」は組織犯罪対策部がその実態についてまとめた内部文書を独自入手した。15ページにわたる資料には、組織が「ウイルス」と呼ぶ警察対策のため、数千万円かけて独自開発されたとされる「秘密アプリ」の詳細が書かれてあった。前編【違法スカウト集団「ナチュラル」壊滅を進める警察の内部文書入手 スカウト狩りで揉めたヤクザとの「その後」と“大人のおもちゃ”を使った「壮絶リンチ」】からの続き 【写真】歌舞伎町で起きた「スカウト狩り」でヤクザに取り囲まれるナチュラルメンバー。マイバッハに乗り回し、美女と酒を楽しむ様子をSNSに投稿していたナチュラル幹部の写真も *** 「ウイルス対策課」の仕事とは? 資料にはナチュラルの現有勢力は1000人と書かれているが、「実際は1500人程度」(捜査関係者)と言われてい