【キーウAFP=時事】ウクライナの首都キーウの市長でボクシング元世界チャンピオンのビタリ・クリチコ氏は13日、ロシアのスポーツ選手が2024年パリ五輪に参加したいならウクライナ侵攻を公の場で非難する必要があるとの考えを示した。≪写真はクリチコ氏≫ ロシアは侵攻を受け、多くの国際大会から締め出されている。同盟国ベラルーシも、自国領内からのロシア軍部隊の進軍を容認したため、同様に排除されている。 ただウクライナ政府は、国際オリンピック委員会(IOC)が先月、両国の選手が中立の立場でパリ五輪に参加する「道筋」を検討していると発表したのに猛反発し、大会のボイコットを示唆した。 クリチコ氏はAFPに、「ロシアとベラルーシの選手は戦争にノーと言わなければパリ五輪に参加できない」と語った。選手に対しては「この無意味な戦争をやめるよう自国政府に声を上げてほしい」と訴えた。 IOCのトーマス・バッハ会長が1
来年フランス・パリで開催予定のオリンピックが、ロシアのウクライナ侵攻の影響で大きく揺れている。ウクライナは先月、ロシアとベラルーシの選手が出場するならボイコットすると表明。国際オリンピック委員会(IOC)は考え直すよう求めているが、ウクライナを支持する国が増えている。そうしたなか、IOCのトーマス・バッハ会長は12日、自分たちは間違っていないと主張した。 IOCは1月、ロシアとベラルーシ選手のパリ五輪への出場について、国を代表しない中立の立場を条件に認めることを示唆。「どんな選手もパスポートを理由に出場が妨げられてはならない」とした。現在も、両国選手の参加への「道を探っている」としている。 一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアとベラルーシ選手の参加を認めるのは「テロ行為の容認」に等しいと反発。パリ五輪のボイコットを示唆している。 そうしたなか、バッハIOC会長は今
国際オリンピック委員会(IOC)は30日、IOCが2024年のパリ五輪にロシアの参加を容認する姿勢を示したことに対するウクライナの激しい批判に反論した。 (2023年 ロイター/Benoit Tessier) [キーウ 30日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)は30日、IOCが2024年のパリ五輪にロシアの参加を容認する姿勢を示したことに対するウクライナの激しい批判に反論した。 【動画】ロシア選手のパリ五輪参加は「テロ容認」とウクライナ大統領、IOCの対応を批判 ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は週末の間、IOCは「暴力、大量殺戮、破壊」を促進していると非難。この日は、ロシアが五輪に参加すれば、五輪という舞台で「大量殺戮を促進する」機会を与えることになると述べた。 これについてIOCはロイターに対する声明で「このような中傷的な発言を、IOCは最も強い言葉で拒否する」と
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