自民党の三原じゅん子参院議員が15日、X(旧ツイッター)を更新。「『知らない』『分からない』じゃなくて!」と書き込み。世耕弘成前参院幹事長の政治倫理審査会での対応について、苦言を呈した。 【写真】三原じゅん子氏のパワーワードが聞きたかった?配慮の2文字がにじんだ文面 三原氏は「『知らない』『分からない』じゃなくて!幹部という立場にあったのだから自ら真相究明のため必死に汗をかき、その結果を国民に報告、説明を果たし、その上で自ら政治的責任を取るというのが本来の在り方なのではないだろうか。」と記した。 世耕氏は14日の政倫審に出席。安倍派のパーティー券の販売ノルマの超過額を全額環流していたことについて「いつからあったのか、誰が決めたのか分からない」と発言。導入の経緯にも「関与していない」と話した。 三原氏は、これらの発言に対して「政治的責任を取るべき」と迫ったがが、Xのコメント欄には「おっしゃる
ズルズル結論を引っ張った挙げ句、新たな出席表明はたった1人。予想通りというか、既視感というか。ドッチラケだ。 高まる「小池都知事 待望論」…4.28補選で国政復帰か? 憶測呼ぶ岸田首相のポスター撮影 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡る参院の政治倫理審査会は、14日に開かれることが12日、ようやく決まった。参院では野党が求めた32人全員を審査対象とすることを全会一致で決めていたが、結局、手を挙げたのは世耕弘成前参院幹事長、西田昌司参院議員、橋本聖子元五輪相の安倍派3人だけだった。 世耕氏は安倍派中枢の「5人衆」のひとりで、参院安倍派「清風会」の会長でもある。衆院政倫審に安倍派事務総長経験者らが出たことを考えれば、世耕氏の出席は当然だ。西田氏は既に2月時点で、朝日新聞のアンケートに出席の意向と回答していた。つまり、世耕と西田の両氏は最初から出席をカウントされており、新規は橋本氏しかい
自民党派閥の裏金追及が参院に移った初日、4日の予算委員会は大荒れだった。日刊ゲンダイ(先月28日付)は、安倍派の「キックバック不記載」とは別に、茂木幹事長と棚橋泰文元国家公安委員長が繰り出した“裏金スキーム”の実態を報じた。さらに、現職閣僚が同じ脱法裏金に手を染めていたことが発覚。当事者の大臣は錯乱しきりだ。 【独自】自民・杉田水脈議員に疑惑発覚!父親を政治団体の“名ばかり会計責任者”にしていた ◇ ◇ ◇ 問題の閣僚は、新藤義孝経済再生相と小泉龍司法相。政治資金を使途公開義務の厳格な政治団体から、公開義務が緩~い団体に移し、使途の大半を事実上、隠蔽している。 政治資金規正法は、国会議員が代表を務める「資金管理団体」や「政党支部」については、1件1万円超の経常経費と政治活動費を収支報告書に記載するよう義務付けている。一方「その他の政治団体」の規制はユルユル。そもそも経常経費に記載義務は
「暴力団のような統制がなく、勢いに任せて犯行に及ぶ恐ろしさがある」。捜査関係者が眉をひそめる「匿名・流動型犯罪グループ(通称・トクリュウ)」への対策が課題となっている。離合集散を繰り返しながら多様な犯罪に関わるグループ。兵庫県内では「人違い」で事件を起こすケースも発生した。 法廷で反省なく、傍聴席では… 短髪に黒いスエット姿。かっぷくの良い男性の耳の後ろには、青黒いタトゥーが入っていた。
衆院政治倫理審査会を終えて退室する塩谷立元文科相。右上は安倍晋三元首相の肖像画=国会内で2024年3月1日午後6時28分、和田大典撮影 1日の衆院政治倫理審査会で安倍派(清和政策研究会)幹部たちが裏金事件の経緯や詳細を明らかにしなかったことに対し、野党は一斉に反発した。現役議員たちではらちが明かないとみて、同派の元会長で派内への影響力を維持する森喜朗元首相の国会招致を求める声も上がった。しかし与党に応じる考えはなく、攻めあぐねているのが実情だ。 【写真】腕組みをして天を仰ぐ首相… 関与否定相次いだ政倫審 「とにかく説明、真相究明に後ろ向き。帳簿も見たことがないだとか、信じがたい返答が続いている」。立憲民主党の泉健太代表は1日の記者会見で怒りをあらわにした。日本維新の会の馬場伸幸代表も党会合で「自民党が自浄能力を発揮して何があったのか語ってほしかった。消化不良の状態だ」と語った。 1日の政倫
岸田文雄首相(自民党総裁)は29日の衆院政治倫理審査会(政倫審)に現職首相として初めて出席した。首相は自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り陳謝し、政治資金規正法などの法改正について今国会での実現を目指す考えを表明。だが、安倍派(清和政策研究会)のパーティー券収入の還流がいつから始まったのかなど実態解明につながる説明には至らず、野党側は「何のための(首相による)弁明なのか」と批判した。 首相は、日本維新の会の藤田文武衆院議員から安倍派の還流が始まった経緯を問われ、「残念ながらはっきりした経緯や日時等については確認できていない。これが現状だ」などと答弁。また、共産党の穀田恵二衆院議員が、安倍派内で還流を一旦中止する話があったにもかかわらず継続になった経緯を問いただしたのに対し、首相は「捜査権等がない中にあって、なおかつ再発防止という観点を重視しながら行った聞き取り調査においては、ご指摘
岸田文雄首相は26日の衆院予算委員会で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、清和政策研究会(安倍派)の会長を務めた森喜朗元首相に対する聞き取り調査に否定的な見解を示した。自民による政治資金収支報告書の不記載議員らへの調査で「森氏の具体的関与を指摘する発言はなかった」と語り、野党からの調査要求に応じなかった。 立憲民主党の奥野総一郎氏は、安倍派からの還流額の不記載が20年以上前から行われていた可能性に言及した調査結果に触れ「森氏に潔白を証明してもらえばいい。聞き取り調査は非常に恣意的だ」と強調。首相は、他の手段やアンケートなどを通じて「実態把握に努めなければならない」と述べるにとどめた。 裏金事件を受けて交流サイト(SNS)に確定申告のボイコットを訴える投稿が相次いでいることに関し「改めて国民の厳しい目を強く感じている。信頼回復に向け、強い覚悟で臨まなければならない」と釈明した。
自民党安倍派(清和政策研究会)は、派閥から議員側にキックバック(還流)された派閥のパーティー券収入について、派閥への返金を認めることを決めた。派閥の解散手続きを担う実務チームが26日、国会内で所属議員向けの説明会を開き、こうした方針を明らかにした。 【一覧】安倍派から還流を受けた主な議員と不記載額 同派内では、還流分を使用せず保管していた議員などから返金の希望が出ていた。返金は手続き上、議員側から派閥への寄付として処理される方向で、実務チームは年度内に振り込みなどの手続きを終えるよう求めた。派内では「問題を起こした派閥に還流分をプールしておいても国民の理解は得られない」との声があり、返金された資金の扱いについては今後調整を進める。
自民党は今後、派閥の政治資金パーティー収入不記載問題に関する聞き取り調査の結果に、本人の公の場での説明も加味し、議員への処分の可否を判断する。報告書では、不記載があった安倍派(清和政策研究会)所属議員から同派幹部の責任を問う意見が相次いだことが明らかになった。幹部らへの処分の実施や、政治倫理審査会など国会での説明により、自浄能力を示せるかが問われている。 【グラフィックで見る】自民党派閥パーティー収入不記載事件の処分者・逮捕者 「派閥の上に立つ人間が責任を取らないといけない」 「幹部が不記載を止めようと動くべきだった。幹部の責任は重い」 報告書には、10以上の「派閥幹部の責任」への言及が並んだ。処分内容を決めるのは党紀委員会(衛藤晟一委員長)だ。どのような基準でどの議員を党紀委に諮るかは、茂木敏充幹事長が判断する。 茂木氏は、最も重い除名や2番目の離党勧告の目安として、刑事事件での立件を挙
自民党は、派閥の政治資金パーティー収入のキックバック(還流)分などを政治資金収支報告書に記載していなかった議員に対し、使途不明などの場合には課税対象として税を納付させる案の検討に入った。所得税などを想定している。国会審議で「脱税の疑いがある」などの批判が出ていることを踏まえたもので、国民の政治不信の払拭(ふっしょく)につなげる狙いもある。 【表】政治資金収支報告書への不記載が多かった5議員と、年ごとの金額 複数の自民関係者が明らかにした。政治団体が寄付やパーティーで集めた政治資金は、政治活動の公益性を重視し、原則、非課税となっている。今回は不記載分に関して、政治活動に使用したのかどうか、具体的な使い道を説明できていない議員が多い。このため、野党などが、議員個人の「雑所得」とみなし、所得税の課税対象とすべきだと主張している。 14日の衆院予算委員会の集中審議では、自民の上野賢一郎衆院議員が、
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