今季の日本ハムは強い――。21日のロッテ戦(エスコン)で投打の歯車をガッチリとかみ合わせて2試合連続完封勝利となる5―0と快勝。今季初の同一カード3連勝で引き分けを挟み4連勝を飾り、首位・ソフトバンクとの差を「1」とした。新庄剛志監督(52)の就任以来、2年連続最下位チームが3年目にして大躍進中だが、その裏には新庄流の緻密な「査定改革」があるという。 【写真2枚】キツネとトラ! ファイターズガールと阪神チアがきつねダンスを披露 この好調ぶりは本物だ。21日現在、日本ハムは18試合を終え10勝7敗1分けの貯金「3」。新庄政権誕生以来、過去2年の同時期成績は2022年6勝12敗、23年5勝13敗で、比較すれば大変身ぶりは明らかだ。 要因として選手個々の成長や昨季失策を重ね続けた本拠地・エスコンフィールドへの野手の対応力が挙がる。新庄監督も「あの秋季キャンプの練習がね。やっぱり(選手の)脳に残っ