自民党が派閥の政治資金規正法違反事件に関係した議員ら計39人の処分を決めて一夜明けた5日、小渕優子・党選挙対策委員長が、松江市で開かれた党島根県連幹部らとの会議に出席し、関係者に謝罪した。 【日程表】今後の主な政治日程 会議は、衆院島根1区補欠選挙(16日告示、28日投開票)に伴うもので、県連幹部や党が擁立した新人の錦織功政氏(55)の後援会関係者ら約30人が出席。非公開で行われた。 小渕氏は終了後に記者団の取材に応じ、会議の中で「政治資金を巡る問題に対して現場でご苦労いただいている方々に率直におわびした」と説明。「『しっかり党改革、政治改革をやっていくので引き続きよろしくお願いしたい』と申し上げた」と述べた。 また、自民党が逆風にさらされている状況について、「今日も現場の厳しい声をいただいた」と明かした上で、「苦しい状況だが、草の根で回る中で支援の輪を広げたい」と強調。今回の処分について