通算5期目の就任式に臨むロシアのプーチン大統領(動画から)=モスクワの大統領府で5月7日、Kremlin.ru・ロイター ロシアのプーチン大統領(71)は7日、モスクワのクレムリン(大統領府)で就任式に臨み、通算5期目の政権をスタートさせた。新たな任期は6年間で、3年目に入ったウクライナでの「特別軍事作戦」が引き続き政権の最重要課題となる見通しだ。2020年の憲法改正に基づき、次回の選挙でも当選すれば、36年までの「超長期政権」となる可能性もある。 【写真まとめ】プーチン露大統領、5期目の就任式の様子 プーチン氏は就任式での演説で「国民の安全保障を何よりも優先させる」と訴えた。ウクライナを巡って対立する欧米との安保面などでの対話については「対等な立場で行うべきだ」と語り、拒否はしていないとの立場を強調。「ロシアに圧力をかけ続けるのか、協力と和平の道を模索するのか、その選択は欧米次第だ」と主