「ヤクルト-巨人」(12日、神宮球場) 試合開始前に、ヤクルトに激震が走った。11日の同戦で負傷交代していた塩見が12日、都内の病院を受診し、左膝の前十字靭帯損傷、半月板損傷と診断されたことを球団が発表。全治は不明。 【写真】11日、一塁に駆け込んで倒れた塩見 左膝を押さえる表情が本当に苦しそう 塩見は11日の同戦で初回、先頭で三遊間への打球を放ち駆け出した。内野安打をもぎ取ると同時に、一塁ベースを踏む際に相手の送球を避けようとしたことで転倒。左膝が不自然な方向に曲がり、そのまま強打する形で倒れ込むと、担架で運ばれ、悪夢の負傷交代となった。 その後はすぐに病院へ直行したといい、この日に球団から診断名が発表された。11日の試合後には高津監督も「軽症であってほしいと祈るばかりですね」と祈っていたが、願いは届かず。全治不明の長期離脱が決まり、チーム不動のリードオフマン不在の中で戦っていくことが決
「ヤクルト3-4巨人」(11日、神宮球場) 左膝を押さえたまま、ヤクルト・塩見は自力で立ち上がることができなかった。初回に襲った走塁中のアクシデント。担架が運ばれて負傷交代となると、不動のリードオフマンは病院へ直行した。高津監督も「軽症であってほしいと祈るばかりですね」と表情を曇らせた。 【写真】担架で運び出される塩見 眉を寄せ汗だくで激痛に顔をゆがめる 問題の場面は初回、先頭で三遊間への打球を放つと駆け出した。内野安打をもぎ取ると同時に、一塁ベースを踏む際に相手の送球をよけようとして転倒。左膝が不自然な方向に曲がり、そのまま強打する形で倒れ込む。担架で運ばれ、悪夢の負傷交代となった。 ここまで長期離脱阻止へ、高津監督も異変が出る度に先発を外すなど起用法を気遣ってきた。「診察の結果も聞いていない。相当痛かったでしょうし、ちょっと何とも言えないですね」。離脱の可能性は高く、主将・山田に次いで
広い守備範囲とシュアな打撃で広島・矢野雅哉(25)が今季、遊撃レギュラーの座を摑みつつある。 【画像】こんな時代もあり…プライベートもイケイケな坂本勇人「美女お持ち帰り」衝撃の画像 「センスがあるうえに強肩。10年連続ゴールデン・グラブ賞を受賞した名手の菊池涼介(34)にも一目置かれるほどの存在になっています。『打撃に磨きがかかれば、今後ショートは10年安泰』と球団の期待値も高い」(スポーツ紙デスク) 兵庫・育英高から亜細亜大を経て’20年のドラフト6位で広島に入団。甲子園出場経験はなかったが、大学時代に素質が開花。東都大学野球リーグでは首位打者にも輝いている。そんな矢野は、新井貴浩監督(47)、藤井彰人ヘッドコーチ(47)から「ヤジ将軍」としても重宝されているという。 常にベンチで声を出しては味方を鼓舞して、時には相手打者をヤジってプレッシャーをかける。ヤジ将軍の大事な”仕事”である。た
◆オープン戦 ヤクルト0―4日本ハム(19日・神宮) ヤクルトは打線が散発4安打で完封負けを喫した。先発の小沢怜史投手が5回を投げ、2被弾を含む5安打4失点と開幕に向けて不安を残した。 高津臣吾監督は右腕について「変化球がほとんどストライク入らないので、結局まっすぐでカウントを取って、真っすぐで勝負するというね。何が、どうしたかったのかがよくわからないというか、伝わってこないというか、自分のスタイルというか、形をまずは自分で知ることが大事なんじゃないかなと思って見ていましたね」と厳しく評価した。 打線の不振も深刻の一途をたどる。9日の阪神戦(甲子園)の7回を最後に、46イニング連続で適時打(本塁打を除く)がなく、7、9回の得点圏でもあと一本が出なかった。指揮官は「まだもう少しかなと思うんですけど。これだけ打てないとね。作戦もできないし、打順も動かせないし、何番でいってもあまり変化ないので、
「オープン戦、ヤクルト6-1オリックス」(17日、神宮球場) 4本の本塁打が飛び出し、快勝した高津ヤクルト。勝利した裏側で、高津監督は難しい問題に頭を抱えていた。 【写真】本塁に突入するもタッチアウトとなるオスナ クロスプレーが危なすぎ 内山がコンディション不良で離脱し、改めて「残念ですね。非常に残念です」とコメント。また16日のオープン戦・楽天戦で自打球を当てていた塩見は「走るのはやめておいた方がいいかないう判断」で欠場となった。また北村拓は体調不良を訴え、欠場となった。 奥川、小川、田口、並木、丸山和…。それぞれ2軍戦に復帰している選手もいるが、開幕前からケガ人続出の非常事態がヤクルトを襲っている。高津監督は「毎日2人ずつぐらいで出ている。これ以上はちょっと勘弁して欲しいなというのが正直なところです」と胸中を吐露。「リハビリが14人いるからね。そこがパンクするんじゃないかなというか」と
ソフトバンクから戦力外通告を受けたヤクルト・嘉弥真新也投手が復活の兆しを見せている。オープン戦では3試合に出場し防御率0.00。打者11人に対し、被安打1、4奪三振をマークしている。 【写真】「奥さま可愛い」スレンダー美人の新婦とラブラブな鷹内野手の結婚式写真 34歳の嘉弥真は2017年から6年連続50試合以上出場するなど、ソフトバンクの中継ぎ陣を支えてきた。通算463登板で136ホールド、防御率3.08の成績を残していたが、昨季は23登板で防御率5.25と不安定な投球が続き、オフに戦力外通告を受けた。 ヤクルトに加入すると、オープン戦では3戦無失点。練習試合も含めると実戦4試合で被安打はわずかに1本だった。5日のソフトバンク戦では古巣相手に8回に登板。先頭の中村晃内野手に安打を許すも、その後2三振を奪い、無失点で切り抜けた。 SNSでは嘉弥真の復活を期待する声が。「嘉弥真の戦力外に関して
リーグ5位からの巻き返しを図るヤクルトにさらなる暗雲が垂れ込めている。 5日のソフトバンクとのオープン戦(ペイペイ)に「1番・中堅」でスタメン出場した西川遥輝外野手(31)は5回先頭の第3打席で、相手3番手・武田が投じた142キロ直球が右足首付近に直撃。しばらく動けず、トレーナーとともに足を引きずりながらベンチに戻ると、高津臣吾監督(55)はすぐさま代走を送った。 【写真】ベンチにさがる西川と険しい表情の高津監督 楽天から戦力外を通告された西川はヤクルトが自身3球団目。オープン戦はこの日が4試合目で1打席目には三塁打を放ち、自ら先制のホームも踏んでいた。打率4割5分5厘(11打数5安打)で好調を維持しているだけに、状態が心配される。 春季キャンプ中には守護神の田口麗斗投手(28)が下半身のコンディション不良で離脱。さらに、5年目の飛躍へ大きな期待を寄せられていた奥川恭伸投手(22)も、コン
楽天から戦力外通告を受け、ヤクルトへ移籍した西川遥輝外野手がオープン戦から快音を響かせている。25日の巨人戦でも安打を放ち、ここまで2試合で打率.600と絶好調だ。SNSでは「良過ぎてウハウハなんだが」「西川さん復活?」と期待が高まっている。 【写真】戦力外後にプロポーズ… ヤクルト野手と美人妻のラブラブ2ショット 日本ハム時代に4度の盗塁王を獲得し、現役最多332盗塁を誇る韋駄天も、立場が保証されているわけではない。2021年のオフにノンテンダーFAとなり楽天に移籍。2022年は108試合に出場したが、打率.218、出塁率.342はレギュラー定着後、自己ワーストに終わった。 2023年は開幕2軍スタート。ファームでは63試合に出場し打率.369、5本塁打、29打点、8盗塁と活躍していたが、1軍ではわずか35試合の出場にとどまった。8月5日以降、昇格のチャンスは巡ってこず、打率.181でオ
「練習試合、ヤクルト6-10DeNA」(23日、ANA BALL PARK浦添) 【写真】口元をギュッと引き締め、引き揚げる小川 ヤクルト投手陣がDeNA打線に18被安打10失点と打ち込まれた。試合後の高津監督は厳しい言葉で苦言を呈した。 まずはエース・小川が今季初実戦となるマウンドを迎えたが、2回8安打6失点と大きく打ち込まれる結果に終わった。これには指揮官も「ブルペンで投げる球と、いざゲームで投げる球、打者に対して投げる球であったりとかいろいろ違いがあったのかなと思いますね。試合勘不足もありますし、ランナーが出て、球威、コントロールが落ちるのは練習不足があるのかな」と厳しく指摘。 「特に次回までに修正しなくてもいいですけれど」とあくまでも開幕を見据えた調整を求めつつ、「何が良くて、何がダメだったのか。開幕までの1カ月をどう過ごすかが大事になってくると思います」と話した。 また2番手・山
リーグ2連覇から一転、2023年は5位に沈んだヤクルト。高津臣吾が就任5年目を迎える2024年シーズン、巻き返すためには打線の奮起が欠かせない。春季キャンプやオープン戦を通じて変動はあるだろうが、現時点での開幕スタメンを予想してみる。 【予想スタメン】実績者がずらり… ワクワクが止まらないヤクルトのラインナップ 2023年シーズンのチーム打率.239はリーグ5位だったが、総得点534、123本塁打はいずれも同2位。中軸を担う選手の能力は高く、大きな変動はないだろう。4番は村上。3冠王を獲得した2022年と比べれば大きく数字を落としたが、2023年も打率.256(リーグ20位)、31本塁打(同2位)、84打点(同4位)をマークした。屈辱を糧に、再び高い数字を残すことが期待される。 リードオフマンは塩見泰隆。2023年は故障の影響で51試合出場にとどまったが、打率.301をマークした。シーズン
ヤクルト・青木宣親外野手(41)が1日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、限度額(1億円を超えている場合は40%)を大幅に超える2億円減の年俸1億4000万円(金額は推定)でサインした。日米通算21年目の来季は、単年での契約。球団に感謝の気持ちを示し、日本一奪還の力となることを誓った。 【グラフィック】ヤクルトの来季予想布陣 「契約してもらいましたし、本当ありがたいですね。この年齢でもまだ必要としてくれるので。とにかくチームが強くなって、日本一を目指せるだけのチーム状況にできたらなと思います。当然、個人的にも頑張って、チームの戦力になれるように頑張っていきたいなと思います」 今季は96試合に出場して打率・253、3本塁打、19打点。外野のレギュラー争いは、楽天を戦力外となった西川の加入もあって激しさが増す。サンタナ、塩見、山﨑、丸山和、浜田らとのポジションを奪い合うこととなるが
ヤクルト山田哲人内野手(31)が1日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の5億円でサインした。7年契約の3年目となる今季は、105試合で打率2割3分1厘、14本塁打、40打点。WBC日本代表として世界一から始まった1年を振り返り「悔しい。個人としても、チームとしても、成績が出せなかった」と唇をかんだ。 【写真】会見場で笑顔を見せるヤクルト山田 来季も主将を託されている。高津監督からは、再びトリプルスリーを求められているが「その言葉を聞かなくてもですね、やっぱり、成績は残したいですし、たくさん打ちたいですし、たくさん走りたいですし、その気持ちは忘れてないです」と、言葉に力を込めた。 24年に向けて、既に動きだしている。今季は、負傷離脱もあったことから、今まで以上にウエートトレーニングに力を入れている。「上半身も下半身も全ての面ですけど、特に下半身というか、大きい筋肉もそうですし、
今季限りで楽天から戦力外を受けていた西川遥輝外野手(31)、ソフトバンクを戦力外となっていた嘉弥真新也投手(34)、増田珠内野手(24)の3人が28日、都内のヤクルト球団事務所で入団会見を行った。 【写真を見る】楽天を戦力外の西川遥輝、同学年・山田哲人の「いいところは学んでいきたい」ヤクルト入団会見 西川は入団が決まった率直な感想を「また野球ができることをすごく嬉しかったですし、やってやるぞという気持ちになりました」。「野球ができるかどうかわからなかったので、野球ができるという喜びが湧きました」と話した。 日本ハム時代に4度の盗塁王とゴールデングラブ賞、2度のベストナインに輝いた西川。球団から期待されていることを聞かれると「まだ身体も元気ですし、走り回る姿をお見せできたらなと思います」と笑顔だ。 かつて「トリプルスリー」を達成した山田哲人(31)とは同学年。「哲人も同級生で尊敬の目で見てた
ヤクルトは31日、吉田大喜投手、嘉手苅浩太投手、奥村展征内野手、松本友内野手の4選手に来季の契約を結ばないことを伝えたと発表した。 【写真】モデルの美人妻と仲良し2ショット…戦力外になった元最高勝率右腕 2019年ドラフト2位で日体大から入団した吉田は、今季1軍登板なしに終わった。通算32登板で3勝9敗、防御率5.24。奥村は2014年ドラフト4位で巨人入りし、2015年にFA移籍した相川亮二捕手の人的補償として加入。2019年に74試合に出場したが、今季は3試合にとどまった。通算216試合で打率.199、2本塁打の成績を残している。 2021年ドラフト6位の嘉手苅は、3年間で1軍登板なし。今季2軍では16試合に登板して1勝0敗、防御率5.52だった。2019年の育成ドラフト2位だった松本は、2020年7月に支配下登録。しかし、今季の1軍出場はなかった。ヤクルトは2日にも7選手に戦力外通告
ヤクルト・村上宗隆はこれからどのような成長曲線を描くのだろうか。今季は苦しんだ印象も受けるが来季以降のさらなる飛躍、そして将来的なメジャーでの成功のカギは……。 【写真】広島入りの噂もあるヤクルトの投手がこちら 今季の村上は侍ジャパンの一員として3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に上り詰めた。シーズンでは140試合に出場して、打率.256(496打数127安打)、31本塁打、84打点。昨年と比べると物足りなくも感じるが決して悲観する成績ではない。 昨シーズンは141試合に出場、打率.318(487打数155安打)、56本塁打、134打点の成績を残し22歳で史上最年少の三冠王に輝いた。チームは2年連続の日本一こそ逃したものの、リーグ連覇に大貢献して「村神様」とまで呼ばれた。 「昨年のインパクトが強過ぎるため(今年の成績は)物足りなく見えてしまう。しかし大卒1年の目の選
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く