「選抜高校野球・2回戦、大阪桐蔭4-2神村学園」(27日、甲子園球場) 大阪桐蔭の境亮陽外野手が1点リードの五回に大会第3号となるランニング本塁打を放った。 【写真】右翼へ放たれる打球 打った瞬間の角度が美しい境のランニング弾 きれいに振り抜いた打球は右翼へ向かって高々と舞い上がった。神村学園の右翼手が懸命に背走する中、打球は右翼フェンスの最上部に直撃。跳ね返って右翼の芝生を転々とした。 「低反発バットだったので、柵は越えないかなと思って。落ちたらすぐいけるようにと思ってました」と境は一気に三塁へ。まだ打球処理が追いついていないのを見ると、三塁ベースも回った。これに甲子園は大きなどよめきに。最後はスライディングでホームも陥れ、ランニングホームランとなるとスタンドは大歓声にかわった。 大きなストライドでダイヤモンドを駆け抜ける姿。中学時代にジュニアオリンピック前の予選で100メートル11秒0