”天才少女”に求められた処分の行方に、世界のフィギュアファンが視線を注いでいる。 11月14日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は世界アンチ・ドーピング防止機構(WADA)が、女子フィギュアスケーターのカミラ・ワリエワに対し、『4年間の出場停止』『昨年12月25日(ロシア選手権)を含む彼女が出場した大会成績(2022年ヨーロッパ選手権)の取り消し』『2022年北京オリンピック団体金メダルはく奪』などを求めたと発表した。 【北京五輪PHOTO】個人では涙の4位。ドーピング疑惑のカミラ・ワリエワの演技をプレイバック 今年2月の北京オリンピックでワリエワ(当時15歳)は、フィギュアスケート団体戦でロシア・オリンピック委員会(ROC)の一員として金メダルを獲得。しかし、個人戦の前に、ドーピングサンプルから禁止薬物のトリメタジジンが検出されたことが判明した。それでもCASはワリエワの個人戦への出場を許可