高市経済安保相が主催する「『日本のチカラ』研究会」の3回目の勉強会が開かれ、過去最多の19人の国会議員が出席した。 21日の勉強会では、アベノミクスを支持した経済学者の本田悦朗氏を招き、日本経済について講演が行われた。高市氏は特に発言しなかったという。 去年2回行われた勉強会に出席した国会議員の数は、それぞれ13人と10人だったが、3回目では19人と、過去最多の出席者数となった。 出席者の一人は、前回の勉強会後に自民党の派閥が相次いで解散したことを踏まえ、「勉強会に参加しやすくなったと思う」と語った。 高市氏は、ポスト岸田の1人として保守層を中心に期待の声が出ていて、自民党総裁選に向けた動向が注目されている。なお、総裁選立候補に必要な推薦人の数は20人。
高市早苗経済安全保障担当相は3日、能登半島地震への対応を優先させるべきだとして、2025年大阪・関西万博の延期を岸田文雄首相に進言した経緯を自身のX(旧ツイッター)に投稿した。延期論が「物議を醸した」と認めつつ、マスコミに首相との会話内容が漏れたため、先んじて自ら公表したと説明。予定通り開催との政府方針に服する姿勢を示した。 【アンケート結果】「初の女性首相」にふさわしい人物は? 高市氏は1月27日に行った講演で、首相と16日に面会した際、万博延期を進言したと自ら暴露。大阪を地盤とする日本維新の会の馬場伸幸代表が「政治家の信念でそれ(延期)を言い続けるなら辞職すべきだ」と反発するなど、波紋が広がっていた。 高市氏は3日、「万博延期論で物議を醸しておきながら‥」の書き出しでXに経緯説明を投稿。首相が国会で予定通りの開催を表明したことにも触れつつ「資材不足・資材価格高騰や人手不足で困る方々が出
Published 2024/01/27 21:24 (JST) Updated 2024/01/28 10:45 (JST) 自民党の高市早苗経済安全保障担当相は27日、長野市内の会合で講演し、能登半島地震の復興を優先すべきだとして、2025年大阪・関西万博の開催延期を岸田文雄首相に進言したと述べた。現職閣僚が延期に言及するのは異例。週明けの国会論戦でも争点の一つとなる可能性がある。出席者が明らかにした。 高市氏は共同通信の取材に「首相の決定には従うとも伝えているので、閣内不一致ではない」と説明した。 出席者によると、高市氏は16日に首相と面会した際「被災地の復興に影響が絶対出ないようにしてほしい」と伝えたと説明。万博を延期すべき理由として、復興に必要な資材の価格高騰や人手不足を挙げた。 アラブ首長国連邦(UAE)で20年開幕予定だったドバイ万博も新型コロナウイルス流行で1年延期されたと
高市経済安全保障担当大臣は、保守系議員が参加する勉強会を立ち上げたことに自民党内の一部から批判が出ていることについて、「意味がわからない」などと反論しました。 高市氏は19日、自身のSNS上に「閣議決定した『国家安全保障戦略』に記された理念を掘り下げる事を目的とした議員連盟です」「現職閣僚が担務外の政策を同僚議員と一緒に勉強する事の何が悪いのか、意味が分からん」などと投稿しました。 また、国会の総理指名で1票を投じた以上、内閣支持率が低くても総理を支えるべきとした上で、「岸田総理をお支えするべく、懸命に働いています」と強調しました。 さらに、「本会議場で総理の批判をされた方々に、まるで私が謀反を起こしたかのような発言をしていただきたくはありません」と、自民党の世耕参院幹事長を念頭においたとみられる投稿もしています。 高市氏の勉強会をめぐっては、世耕参院幹事長が先週、「現職閣僚が、こういう形
高市早苗経済安全保障担当相が自民党内に自ら主宰する勉強会を発足させることが14日、分かった。15日に国会内で初会合を開く。来年の党総裁選への出馬をにらみ、政策を磨くとともに支持基盤を固める狙いがあるとみられる。
10月3日、『プライムニュース』(BSフジ)に出演した高市早苗経済安保相は、2024年9月の自民党総裁選について、担当大臣として「セキュリティー・クリアランス(安全保障上の機密を扱う人の適格性評価)を仕上げさせていただいたのちに」と前置きしたうえで、「また戦わせていただく」と、事実上の立候補を表明した。 【画像】バイクに跨る若き日の高市氏 「前回、2021年9月の総裁選にも出馬して岸田文雄首相、河野太郎デジタル相、野田聖子元総務相と争い、国会議員票は2位でした。しかし、高市さんを取り巻く環境は前回とは一変しています。最大の後ろ盾になってくれた安倍晋三元首相が亡くなり、総裁選に出るための推薦人20人を集めるのは難しいと見られています」(自民党関係者) もともと高市氏は清和会に所属していたが、2012年9月の総裁選に町村信孝会長(当時)が出馬を表明。「安倍先生をもう一度総裁に」と願っていた高市
自民党の高市早苗経済安全保障担当相と萩生田光一政調会長、小渕優子選対委員長の3氏は22日、2021年衆院選直前に、国の公共事業請負業者から3氏が代表を務める政党支部に寄付があったとの一部報道を認めた。高市、小渕両氏は既に返金手続きを取り、萩生田氏も返金予定としている。 【写真】小渕氏、文春報道に違法性否定 親族企業に多額支出 高市氏は記者会見で、公共事業請負業者から50万円の寄付を受けたと認めた。 萩生田氏は党本部で記者団に対し、法令に基づき適正に処理したとした上で「寄付した企業が国の公共事業を受注していたことは存じ上げなかった」と述べた。小渕氏も「国の仕事に携わっているかどうかは調べるすべがない」と記者団に語った。
国会が閉じ、解散風もいったん落ち着いた。となると、次の焦点は内閣改造と自民党の役員人事だ。岸田文雄首相が次の総裁選を見据えた際、ライバルをどこに配置するかは重要になる。注目は茂木敏充幹事長のポストだが、前回の総裁選で安倍晋三元首相が推した高市早苗氏の扱いや、マイナンバー制度の問題で対応に追われる河野太郎氏の処遇も気になる。 【写真】次の自民党幹事長候補として急浮上している幹部はこちら 「今年は8月下旬から9月初め」 自民党の閣僚経験者によると、党役員人事の時期について、党内からはそんな声が聞こえてくるという。 ただ、岸田首相は世論調査の数字を非常に気にすることで有名なだけに、 「下落傾向の数字を気にするなら、また早めに人事を行うかもしれない」 との見方を示す。数字とは、各社が実施した世論調査での内閣支持率のことだ。 直近の6月23~25日にあった読売新聞の結果では、内閣支持率は41%で、前
「もう耐えられません。大臣を辞めたい」 3月17日夕方、総理官邸に詰めるある政権幹部のもとに1通のメッセージが入った。発信者は高市早苗・経済安全保障担当大臣だ。 【独自】逮捕された「美人すぎる寝屋川市議」の写真集全カットを公開する 当時は「放送法の政治的公平」をめぐる、国会での追及の真っただ中である。高市氏は同日朝の閣議後記者会見でも、「明らかにありもしないことを、あったかのように文章が作られた」と述べ、譲ろうとしなかった。 しかしその裏では、「かなり精神的に不安定になっていたようだ」(自民党中堅議員)。官邸は一時、「すわ電撃辞任か」とどよめいた。 これほど高市氏が弱気になったのは、国会で追い込まれていたためだけではない。翌週の3月23日には、地元・奈良での県知事選告示が控えていた。この時すでに、ほとんど敗北が決していたのだ。 「高市は直接会いにも来ない」 昨年9月に自民党奈良県連会長に就
自民党奈良県連の新会長に就任し、記者会見で抱負を語る高市早苗氏=奈良市で2022年9月25日午後1時11分、稲生陽撮影 自民党奈良県連の会長を務める高市早苗・経済安全保障担当相は9日夜、同県知事選で、県連が推薦を決めた新人の元総務官僚、平木省氏(48)の落選が確実になったことを受けて、コメントを発表した。「正々堂々と戦い抜かれたことを誇らしく思い、有権者の皆様のご審判を真摯(しんし)に受け止める」などとしている。 【写真特集】当確報道を受け万歳する今井瑠々氏 同知事選では、日本維新の会新人で弁護士の山下真氏(54)が初当選を確実にした。 平木氏は、高市氏の総務相時代に大臣秘書官を務めた「側近」で、高市氏が擁立を主導した。県連は平木氏の推薦を決めたが、現職の荒井正吾氏(78)を支持する県議らが反発し、分裂状態に。党本部も推薦を見送った。高市氏は候補者の一本化に動いたが、事態を収拾できないまま
「テレビ朝日に公平な番組なんてある?」 一昨年の総裁選では、岸田文雄首相に次ぐ2位の票を獲得し、「初の女性総理」とも呼び声高かった高市早苗経済安全保障相が、窮地に陥っている。 国会を混乱させている総務省の「行政文書」問題における答弁だけではない。4月に予定されている奈良県知事選で「保守分裂」となった自民党が敗色濃厚なのだ。 2015年、礒崎陽輔首相補佐官が安倍晋三首相(いずれも当時)の意を受けてか、総務省に放送法4条、政治的に中立の解釈変更を求めようと、何度も官僚を呼びつけて協議をしていた。そこに高市氏も加わって、レクを受けて「後押し」をしかねない発言を繰り返したとされる行政文書を、高市氏は「捏造」と一方的に文書を否定した。 《2015年2月13日(金)15:45~16:00 場所 大臣室 先方 高市大臣(〇)》と明確に記された文書において、高市氏は 《そもそもテレビ朝日に公平な番組なんて
3月23日に告示される奈良県知事選(4月9日投開票)は5人の候補者が立つ混戦模様で、保守分裂となった。自民党奈良県連は新顔の元総務省官僚の平木省氏(48)を推薦したが、これに自民内の一部が反発し、現職の荒井正吾氏(78)を支援する。平木氏は、同県連会長の高市早苗・経済安全保障担当相が擁立を主導したが、国会で議論されている「放送法文書」で高市氏と総務省には向かい風が吹いている。国会論戦の影響は同県知事選にも影響を及ぼすのか。告示直前の同21日、平木氏を直撃した。 【写真】高市氏と平木氏のツーショットはこちら * * * 自民党の候補者擁立をめぐっては奈良県内の首長や保守層の支持も分裂する事態となっている。 平木氏は高市氏が総務相だったときの大臣秘書官を務めていたこともあり注目を浴びた。一方の荒井氏はすでに知事を4期務めており、自民党の一部からも「多選批判」があったが、重鎮の二階俊博・元自
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