自民党の派閥による政治資金問題を受け、安倍派など3つの派閥が解散を決める中、麻生副総裁が、麻生派を存続させる意向を岸田総理に伝えたことがわかりました。 自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件では、会計責任者などが立件されたことを受け、安倍派と二階派がきのう、派閥を解散することを決め、岸田派も解散します。 一方で麻生副総裁は、きのう、岸田総理と会談した際、麻生派を存続させる意向を伝えたことが関係者への取材で分かりました。 麻生氏は周囲に、「麻生派に問題はない。派閥には議員育成の機能もあり、今回の問題は派閥ではなく、政治資金の扱い方だ」と話しています。 麻生氏はきのう、“党の政治刷新本部の中間とりまとめを受けた上で対応を考える”とコメントしていて、派閥の所属議員と相談して最終判断するものとみられます。
自民党の麻生副総裁は、福岡市で講演し、防衛費増額や反撃能力の保有を決めた岸田総理大臣について、「誠実そうに、リベラルそうに見える顔が世のなかに受けている」と述べ、評価しました。 自・麻生副総裁:「(防衛費を)NATO並みにGDPの2%にします。安倍晋三が夢にまで見ていた数字、できなかった数字、これを岸田はすっと通した。公明党は(反撃能力は)専守防衛に反するという理由で反対。公明党の一番動かなかった、がんだった、いわゆる山口、石井、北側等々、一番上の人たち、その裏にいる創価学会、そういったものも含めて納得する形になって、うちは当然報復しますよ、ということを、公明党に認めさせています。これも岸田よ。私はこういう状況にある時には、岸田さんのようななんとなく、極めて誠実そうに見える顔。俺とか菅とか、そういう売られたけんかは必ず買いますというタイプの人間ではなく、ある種の誠実そうに紳士そうに見える、
自民党の麻生副総裁は3日、仙台市内で講演し、衆院解散・総選挙について「岸田首相が選挙をするという話は少なくともこの半年間、聞いたことがない」と述べ、早期解散に疑問を呈した。 【図解】長崎4区補選、告示後でも衆院解散なら実施見送り 与党内には、早ければ今秋にも首相が衆院解散・総選挙に踏み切るとの見方がある。麻生氏は10月に衆院議員の任期が折り返しを迎えることに触れ、「(解散が)そんなに近いのかねと、正直思っている」と語った。 一方、立憲民主党の岡田幹事長は3日、岡山市で講演し、「9月に臨時国会を召集し、そのまま冒頭解散という可能性は否定できない」と指摘し、「何があってもよいように備えておく。常在戦場だ」と、早期解散への警戒感を示した。
「岸田首相の後見人」の麻生太郎・自民党副総裁が引退を決意したという情報が流れている。皮肉にも、そうした麻生氏の背中を押したのは岸田文雄・首相の解散先送りだった。 【写真】麻生氏の後継者なる、長男の将豊(まさひろ)氏。現在38歳。 麻生氏の後継者と自他共に認める長男の将豊(まさひろ)氏(38・麻生商事社長)は、父は元首相、父方の曾祖父は吉田茂・元首相、母方の祖父も鈴木善幸・元首相というウルトラサラブレッド。現在、父も経験した日本青年会議所(JC)の会頭を務めており、JC全国大会の挨拶では「日本を取り戻す」という安倍内閣と同じスローガンを掲げるなど、政界入りを強く意識していることがわかる。 実は、将豊氏のJC会頭就任は、父から出された後継者になるための条件だったという。麻生家に近いメディア関係者の話だ。 「麻生さんは自分が経営者時代にJC会頭を務め、そのときに全国にできた仲間たちが政治家になっ
収束の気配のないマイナンバーカードを巡るトラブル、自民党議員に相次ぐスキャンダル、そして20%台の“危険水域”にまで転落した岸田内閣の支持率……。9月中旬にも内閣改造・自民党役員人事を行なうとみられる岸田文雄・首相にとっては、まだまだ酷暑が続く。そこに来て、岸田首相の最大の後ろ盾にも、ある異変が起きていた。 【写真】両肩に掛かる金のベルト・体の前に金のメダルの麻生将豊氏。麻生太郎氏の長男。他、紫ストライプのネクタイ姿の鈴木俊一・財務相なども 支持率ジリ貧の岸田政権にあって、ひとり気を吐いているのが「岸田首相の後見人」の麻生太郎・自民党副総裁だ。 「今ほど日本、台湾、アメリカをはじめとした有志の国々に非常に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている時代はないのではないか。戦う覚悟だ。いざとなったら、台湾の防衛のために防衛力を使うという明確な意思を相手に伝えることが抑止力になる」 麻生氏は8月
元NHK職員で「お笑いジャーナリスト」として活動する芸人たかまつなな(30)が9日までにYouTubeチャンネルを更新。自民党の麻生太郎副総裁が訪問中の台湾・台北市内での講演で、緊張感が高まる「台湾有事」を念頭に「戦う覚悟」を強調したことに対し、「やりすぎじゃないか」と批判した。 【写真】ABEMA「ABEMA的ニュースショー」に出演するたかまつなな たかまつは、麻生氏が中国の軍事増強を前に台湾海峡の平和と安定のために、「戦う覚悟」を示して強い抑止力を機能させる必要があると主張したことに言及。「副総裁の立場で非常に強い発言で、ある種、挑発ともとれるような発言をするというのはやりすぎじゃないか。もっと発言には慎重になるべき」との見解を示した。 また、台湾の「現状維持」路線を踏まえ、「現状維持するためにはどうするか。台湾有事を起こさせないために抑止力を働かせるっていうことは非常に大事」とした上
【台北共同】自民党の麻生太郎副総裁は8日、訪問先の台湾で講演した。軍事的圧力を強める中国を念頭に、台湾海峡の平和と安定には強い抑止力を機能させる必要があり、そのために日米や台湾には「戦う覚悟」が求められていると主張した。挑発的な発言と受け取られかねず、中国のさらなる反発を招く可能性もある。 【写真】中国の習氏、米欧「衰退は必然」 20年の非公開会議で 昨年8月に当時のペロシ米下院議長が訪台した際、反発した中国が台湾周辺で大規模軍事演習を強行し、日本の排他的経済水域(EEZ)内を含む周辺海域に弾道ミサイルを撃ったと指摘。「平時から非常時に変わりつつある」との認識を示した。 その上で「今ほど日本、台湾、米国などの有志国に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている時代はない」と力説した。「最も大事なのは、台湾海峡を含むこの地域で戦争を起こさせないことだ」とも語った。 インド太平洋地域で「法の支配
「次期衆院選を巡る候補者調整で、自公のあつれきが表面化しつつあるんですよ」 と言うのは政治部デスク。 「公明党の支持母体・創価学会を嫌う麻生太郎副総裁が、岸田総理に何度も公明切りを求めているんです」 3月9日、公明党は次回選挙から適用される「10増10減」の区割り変更に伴い、比例で当選してきた石井啓一幹事長を埼玉14区に擁立・公認すると決めた。 「公明党は埼玉14区のほか、東京や愛知などの選挙区で3人を擁立。10増える選挙区のうち四つを譲れとの要求に、自民党には戸惑いと怒りの声が上がっています」 さすがに党幹部らは「公明党が勝手に発表した」と火消しに躍起だが、 「都連や埼玉、愛知などの県連では“事前説明がない以上、こちらも独自候補を立てるべきだ”と強く反発する議員が増えつつありますよ」 公明党の地盤沈下の理由 公明党が強硬な理由とは。 「創価学会員を中心とする支持者の高齢化による集票力の低
麻生太郎自民党副総裁が率いる「志公会」(以下、麻生派)が2018年~20年に開催した政治資金パーティの収入計340万円を記載していなかったとして、今年1月、政治資金規正法(以下、規正法)違反で、代表の麻生太郎氏ら3人が東京地検に刑事告発されていたことが分かった。これで自民党派閥の政治団体のパーティ券収入の不記載の件で代表らが刑事告発された派閥は、清和政策研究会(旧安倍派)、平成研究会(茂木派)に続き三件目。自民党の主派閥の政治団体でパーティ券の不記載が横行している実態が浮かび上がった。(フリージャーナリスト・鈴木祐太) 【写真報告】これが政治資金報告書と「文通費」領収書だ。橋下徹、維新清水参議員などの実物公開(7点) ◆パーティ1回2億超の収入 麻生派は、2018年から20年に毎年、政治資金パーティを開催しており、開催のたびに2億円以上の収入を計上している。1回のパーティで同一の企業や政治
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