「原監督 私の用兵ミス」「原巨人V3消滅」「原政権ワーストタイ10連敗」 9月から10月にかけて、スポーツ報知には連日そんな見出しが並んだ。8月29日、巨人が今季99試合目で4月1日以来の首位に立ち、チーム全員で神輿を担ぐ“わっしょいベースボール”でリーグV3へのラストスパートをかけるはずだった勝負の9月。4日の阪神戦(甲子園)にサヨナラ負けで首位陥落すると、5日の同カードでは6回の守備からキャプテン坂本勇人を下げて、6点リードを追いつかれ、まさかのドローに終わる。24日の阪神戦(東京ドーム)でも、最終回に同点に持ち込まれ痛恨の引き分け。さらに26日の敗戦で自力V消滅……。 そして、10月5日からの1位ヤクルトとの三連戦にトドメの3タテを食らい、首位とのゲーム差は今季最大の8.5に広がった。事実上の終戦を迎えると、もはや神輿を担ぐ気力もなく、そこからチームは泥沼の10連敗と一時はBクラス転
巨人がキャンプイン前になってOBの桑田真澄氏(52)の1軍投手チーフコーチ補佐の電撃就任を発表した。15年ぶりに古巣復帰した桑田氏の入閣を巨人OBでヤクルト、西武で監督も務めた広岡達朗氏はどう思ったのか。辛口の大御所に見解を聞いた。 「なぜ15年間も在野にいたのか」 桑田氏の入閣はまさに仰天人事だった。通常はオフの新組閣時に翌年のスタッフ構成は決まる。年明けの追加人事はあまり例がない。しかも、巨人の投手コーチは空き家だったわけでなく、宮本和知チーフコーチ、2軍から昇格した杉内俊哉コーチの2人体制で固まっていた。さらに桑田氏は、2006年に退団以来、15年ぶりのユニホーム復帰で初のコーチ就任である。 広岡氏の受け取り方も「なぜ?」だった。 「15年間もユニホームを着ていなかった桑田が、いまさらなぜなんだ? おかしいなと思ったのが、このニュースを聞いた第一印象。キャンプ前のタイミングといい、彼
国内フリーエージェント(FA)権を行使したDeNA・井納翔一投手(34)の巨人入りが決定したことが10日、分かった。梶谷隆幸外野手(32)の加入が決まった9日に続く朗報で「DeNAの投打の主力ダブル獲り」に成功した。 【イラストで詳しく】来季の巨人先発候補 原巨人に2日続けて吉報が飛び込んだ。FA宣言していた井納の入団が決定したことが判明した。関係者の話を総合すると、この日までにDeNAと、獲得に名乗りを上げていたヤクルト側に断りの連絡が入り、その後に巨人側へ入団の意思が伝えられたという。9日に今オフ補強第1弾として梶谷のFA獲得が決まったばかり。ハマの投打の主力獲りが実現した。 先発投手の層を厚くしたい巨人は、FA交渉解禁初日の6日に井納と都内ホテルで交渉。速攻アタックで年俸1億円規模の複数年契約を提示した。それだけでなく堀内、宮本、高橋尚、木佐貫ら多くの主力投手が背負ってきた背番号「2
史上初の2年連続日本シリーズ4連敗と惨敗を喫した巨人が、案の定、国内FA権を取得しているDeNA梶谷隆幸外野手(32)、井納翔一投手(34)の獲得に乗り出す。 巨人ぶざまな日本S敗退で「コーチ大粛清」…元木ヘッド、宮本コーチ“詰め腹”の可能性あり 梶谷は今季、リーグ2位の打率.323、19本塁打、53打点の好成績をマークした。 井納は8年間で通算50勝を挙げた。今季は17試合に先発して6勝7敗、防御率3.94だが、推定年俸は6100万円。原監督が忌み嫌う「人的補償」の必要がないCランクというのが、お買い得感を増幅させるのだろう。 巨人OBで元投手コーチの中村稔氏(評論家)がこう憤慨する。 「日本シリーズで負けたからFA補強に乗り出しましょうとは、場当たり的過ぎて呆れてしまいます。原監督は来年で契約が切れる。このオフはエースの菅野がメジャーに流出する可能性が高いから、とりあえず、来年だけでも
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