◆2021JERA クライマックスシリーズ セ 最終S第1戦 ヤクルト4―0巨人(10日・神宮) セ・リーグ覇者のヤクルトが、巨人に快勝。先勝して、アドバンテージを含めると2勝0敗となった。先発の奥川が、たった98球でプロ初完投、初完封の好投。打っては初回にサンタナの2ランなどで3点を先制すると、7回に塩見がダメ押しとなる適時二塁打を放った。 CS初戦という大一番を任されたプロ2年目の奥川が9回98球、6安打9奪三振で無四球完封。巨人打線を手玉に取る圧巻の投球にチームメートも絶賛の嵐だった。 塩見「本当にすごいピッチングですごすぎて何にも言えないです。すごすぎて何も言えないです」 サンタナ「奥川のピッチングが素晴らしかったので彼が全てでした」 20歳6か月での完封は、プレーオフ、CSでは最年少。シーズンでも経験のない完投、完封を大一番で成し遂げた。塩見、サンタナとともにお立ち台に上がった奥