ロシアのプーチン大統領は視察先の極東で「北方領土に必ず行く」と述べ、初訪問に意欲を見せた。 プーチン大統領「あそこ(北方領土)はとても面白いと聞きます。私は残念ながら行ったことがありませんが、必ず行きます」 プーチン大統領は11日、ハバロフスク地方で現地の経営者らとの会合で北方領土を訪問する可能性を示した。 国後島を中心に観光客が増えていることを受けて、「観光産業を発展させる必要がある」として、北方領土のさらなる開発にも意欲を見せた。 具体的な時期は明らかにしなかったが、訪問が実現すれば初めて。 ウクライナ侵攻をめぐり、日ロ関係が悪化する中、北方領土をロシアの領土とアピールする狙いもあるとみられる。