大炎上した自民党女性局のフランス研修に、局長として参加した松川るい参院議員が、当初から1日しか参加しない予定だったことがAERA dot.が入手した外務省の「公電」という公文書から明らかになった。文書の日程通りであれば、松川氏の研修の時間は、実質3時間しかない。やはり観光の要素が強い研修だったと言わざるをえない。これでは“エッフェル姉さん”の呼び名は受け入れてもらうしかない。 【独自入手】松川るい氏の「空白の1日」を示す日程案などの公文書はこちら <令和5年7月21日 電信案 在【添付有】フランス大使あて 外務大臣発> <件名 便宜供与(松川るい参議院議員(自由民主党女性局長)ほか37名)> と書かれた文書がある。外務省が大使館などの在外公館との間で公式に送付する「公電」と呼ばれるものだ。 AERA dot.はこれを含め、今年7月の自民党女性局の海外研修に関連する計9枚の公文書を入手した。
今年7月、物議を醸した自民党女性局のフランス研修。当時局長を務めていた松川るい議員(52)は、この件で広く名が知られることとなった。 【写真あり】エッフェル塔前の記念写真で炎上した松川議員 ことの発端は、松川議員がX(旧Twitter)に投稿した写真だった。松川議員は研修の報告とともにエッフェル塔の前で、塔をまねたポーズをして撮った写真など複数枚をアップ。するとSNSでは《優雅なパリ旅行》などの非難が殺到する事態となり、さらに松川議員は「エッフェル姉さん」というあだ名がつけられた上に局長を辞任した。 また、このフランス研修について今井絵理子議員(40)がXで《追って活動報告します!!》と発信していたため、本誌が今年9月、松川議員や今井議員に「報告書の公表の予定はあるのか?」などと問い合わせたところ、自民党女性局はこう回答していた。 《報告書は既に取りまとめております。今後、来年の女性局の活
現代用語の基礎知識選「2023ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が2日、発表された。 【写真】松川るい氏が投稿したエッフェル塔の前での記念写真 野球のWBC優勝関連「憧れるのをやめましょう」「ペッパーミル・パフォーマンス」や「藤井八冠」などとともに「エッフェル姉さん」が選出され、ネット上が荒れている。 今年7月、自民党女性局の松川るい参院議員(当時局長)、今井絵理子参院議員(当時局長代理)らが参加した「フランス研修」中に撮影された写真がSNS投稿され、松川議員らがエッフェル塔の前でエッフェル塔ポーズをとっている写真や、観光旅行のようにも見える写真が「浮かれ写真」と批判された問題。今井氏がSNSで「とても実りあるもの」と釈明するなどし、大炎上した。 今回のノミネート語が発表されると、ネット上がすぐさま反応。「エッフェル姉さんがツボった!」「ノミネートおめでとうございます」「あなた
9月28日、自民党が松川るい議員(52)を同党の副幹事長に起用する方針であることが報じられた。この方針に、SNS上では批判が相次いでいる。 【写真あり】エッフェル塔前の記念写真で炎上した松川議員 松川議員といえば自民党女性局の局長として、7月末にフランスで研修を実施。その際に、エッフェル塔前でポーズを取りながら笑顔を見せる写真をSNSにアップしたところ、「観光気分か」と多くの批判を浴び、同月31日にX(旧Twitter)で《中身のある研修なのに誤解を招いてしまっており、申し訳なく思っております》と謝罪した。《意見交換や学びを発信し、日本の政策にいかすことに努めます》と述べたものの、8月22日に女性局の局長を辞任。事実上の更迭と見られている。 このフランス研修については、今井絵理子議員(40)がX上で《追って活動報告します!!》と発信していたため、9月26日発売の本誌が松川議員や今井議員に「
パリのエッフェル塔前で撮影したおどけた写真や豪華なランチ写真などをSNSに投稿して物議を醸した自民党女性局のフランス研修。騒動から、間もなく2カ月が経とうとしている。 自民党女性局の「X」(旧Twitter)には、 《【令和5年女性局海外研修】 7月24日~28日、全国の女性局長らとともにフランスへ海外研修を実施。フランスでは2019年以降3歳からの幼児教育を義務化しておりその目的や効果、少子化対策、さらに政治分野における女性活躍について見識を深めました》 《保育所の視察では、両手がふさがっていても通りやすい安全な自動ドアの設置やベビーカー置き場の広さの確保、日々の連絡帳のアプリ化、保育士の待遇等ハード面からソフト面まできめ細かな運営をヒアリングし、その後経営者と意見交換を行いました》 などの「成果」が掲載されているが、いまだ正式な報告書は公表されていない。 「成果報告書の提出に期限などの
7月末に行ったフランス研修にて、エッフェル塔前でポーズを取るなど“浮かれた記念写真”をSNSにアップし「観光気分か」と波紋を呼んだ自民党女性局。 【写真あり】問題となったエッフェル塔ポーズの画像 批判を受け、7月31日に松川るい議員(52)はX(旧Twitter)で、あくまで「中身のある真面目な研修」と釈明&謝罪した上で、「意見交換や学びなどを発信し、日本の政策にいかす」と述べていた。その後、8月22日に女性局の局長も辞任した。 今井絵理子議員(39)も騒動後に自身のSNSにて《さきの訪越、この度の訪仏はとても実りあるものでした。これからも様々な国の方々との交流を積極的に行っていきたいと思います。 また追って活動報告します!!》と投稿し、《無駄な外遊ではありません》と主張していた。 しかし、騒動から1カ月半が過ぎた現在も、この二人からこのフランス研修に関する具体的な活動報告はない。 松川議
自民党女性局の議員らによるフランス研修旅行への批判は、炎上から1カ月たった今も、終息する気配が全くない。同党の松川るい参院議員(52)がエッフェル塔の前で記念写真を撮影、SNSに投稿したのは7月27日のこと。7月24日から28日までの3泊5日のフランス研修の一コマだったが、これが大炎上した。騒動から約1カ月がたった8月下旬でも松川氏を批判する記事は依然として配信されており、かなりの閲覧数に達している模様だ。 【写真】松川氏の次の「炎上案件」と言われる女性政治家はこの人 政治アナリストの伊藤惇夫氏は「正直に言うと、これほど尾を引く問題に発展するとは思っていなかった」と驚きを隠さない。 「もちろん、国民が『何をバカなことをやっているんだ』とあきれるのは当然ですが、一過性の批判で終わると予想していました。ところが現実は1カ月が経過しても終息の気配がない。その背景には、電気、ガス、水道、ガソリンを
フランスの議員研修中にエッフェル塔前でポーズ写真を披露した自民党女性局のメンバーが批判にさらされている。矛先が向かうのは松川るい参院議員や今井絵理子参院議員らで、ネット上では「エッフェル姉さん」「ニョッキ松川」「松川るい16世」などと異名がつけられている状況だ。 “擁護派”には議員研修であっても「観光」は許容されるべきとの声があがるが、作家の佐藤健太氏は「問題視されているのはそこではない。本質は岸田文雄首相の翔太郎前政務秘書官と同じ」と厳しく指弾する。 松川るいらの「エッフェル塔ポーズ」は生活が厳しい国民たちの感情を逆撫でした 批判が殺到したのは、松川氏や今井氏といった自民党女性局メンバーら38人が7月下旬にフランスを訪問し、その記念撮影をSNSに公開したことだった。その中の一枚にはエッフェル塔を背に松川氏ら3人が両手を頭の上で合わせる「エッフェル塔ポーズ」を笑顔でとっている写真があった。
元プレジデント編集長の小倉健一氏は「話題のパリ出張で、松川るい議員はKY(空気が読めない)政治家のレッテルを貼られ、もはや再起不能となった」と指摘するーー。 松川るい大炎上!だが、その批判への批判も始まっている 松川るい参議院議員が、自身のパリ研修を巡って、大炎上を起こしている。研修とは言いながら、出発(7月24日)から帰国(28日)まで3泊5日の日程の間、純粋な研修に当てられたのは6時間だったという。リュクサンブール宮殿、エッフェル塔での観光、セーヌ川でのディナークルーズ、シャンゼリゼ通りでの自由行動を楽しんでいたようだ。 あまりの炎上っぷりに、「問題はそこじゃない!」「薄い」「表面的すぎる」という炎上への批判も強まっている。 たしかに、公務が1分足らずであっても、成果があるなら、あとはどんちゃん騒ぎして帰ってきても、私は問題ないと感じる。民間企業がフランス企業と大きな契約をしたあとで、
自民党議員らのフランス研修が「観光旅行のようだ」と批判を集めている。PR戦略コンサルタントの下矢一良さんは「今回の炎上劇の背景には、権力者が陥りがちな『勘違いの構図』がある。具体的には『業界の当たり前に浸り、世間の常識を見失う』『自分には人気があると勘違いしてしまう』『自分を諫める存在がいない』という3つの落とし穴が見て取れる」という――。 海外研修で羽目を外している様子を「自ら」投稿 松川るい参議院議員や今井絵理子参議院議員らがX(旧ツイッター)に投稿した写真が批判を浴びている。自民党女性局の海外「研修」でフランスを訪問したのだが、どう見ても観光旅行にしか見えない写真の数々を投稿したのだ。 松川議員はエッフェル塔のポーズで記念撮影、今井議員も他の参加者と一緒にバスの車中で笑顔で撮った写真などをあげていた。当然、X(旧ツイッター)では「国民は物価高や重税に苦しんでいるのに、税金でフランス観
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