ロシア国営タス通信などは4日、ウクライナのゼレンスキー大統領とポロシェンコ前大統領が、ロシア内務省の指名手配リストに含まれたと伝えた。刑事事件としているが、詳しい容疑は不明だ。7日のプーチン大統領の通算5期目の就任式と9日の戦勝記念日に向け、プーチン政権がウクライナ侵攻の根拠として主張する「ウクライナ政府の残虐行為」を国内外にアピールする狙いの可能性がある。 【写真】「世界をより公正で民主的に」 プーチン氏の主張、共鳴する新興国 ロシアはこれまでも外国の政治家らを一方的に指名手配しており、実質的な影響はないとみられる。ただ、将来の停戦交渉に向け、米欧と距離を置く新興国を中心にロシア寄りの国際世論を形成するために利用する思惑もありそうだ。 ロシアは今年2月、侵攻を厳しく批判するエストニアのカラス首相を「ソ連兵の記念碑を破壊した」として指名手配したほか、侵攻の戦争犯罪に関してプーチン氏に逮捕状
前編(【侵攻2年】兵士に給料が全額支給されなくなっている…5年ぶりに来日した、ボグダンさんが語るウクライナの現状)からの続き。 【写真を見る】「うまい棒」や「貼るカイロ」 見慣れた日本製品が支援物資として戦場で活躍している ウクライナでボランティア活動を続けるボグダン・パルホメンコ 氏が5年ぶりに来日し、夢を語った。とはいえ、ロシアの侵攻が続くウクライナには問題も山積しているという。【前後編の後編】 *** ――日本の民間からの支援物資は、いまも届いているのだろうか。 ボグダン:毎週、届いています。いまはポーランドとの国境が封鎖されているので、なかなか郵便が届きにくくはなっていますが。 ――以前のインタビューでは、日本から届いたインスタント食品や使い捨てカイロが助かるとおっしゃっていた。 ボグダン:この間も日清のカップラーメンが1箱届きましたし、みんな大好きですよ。最初に日本の使い捨てカイ
ロシア軍による侵攻で、焦り始めているとも言われるロシア・プーチン大統領。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領の支持率は91%に急上昇しています。SNSで団結を促し、ロシア国民や世界にも訴えます。ヨーロッパ各国でも連帯が強まっています。 24日に始まったウクライナへの侵攻。 ウクライナ側の徹底抗戦に、ロシアのプーチン大統領は27日、「ロシア軍の(核)抑止力を今からすぐに使えるよう命令する」と残虐性の高い核の存在をちらつかせました。 25日には「ウクライナ軍の軍人に呼びかける。自分の手で政権を取りなさい」と、声明でクーデターを促しました。アメリカのワシントン外交筋によると、焦り始めているとの指摘も出ています。 一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、「ウクライナに帰れる人は、国を守るために帰国してください」と改めて国民に団結して戦うよう、呼びかけました。 ポーランドの国境付近に位置するメ
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