新型コロナウイルスの感染拡大で医療体制が逼迫(ひっぱく)している大阪府の吉村洋文知事は27日、国から120人の看護師が派遣される見通しになったと明らかにした。 【図解で確認】ワクチン接種のスケジュールは? 府は、臨時治療施設「大阪コロナ重症センター」(30床)に約50人▽重症患者を治療している医療機関に約10人▽軽症中等症用の医療機関などに約60人――を派遣する方針。さらなる増床に向け、計75人の追加派遣を国などに求めている。 府が改正感染症法に基づき医療機関に追加確保を要請していた軽症・中等症病床は27日時点で、目標の1100床のうち約420床に確保の見通しがたった。このうち210床は5月2日までに利用できる予定。 また、コロナ治療にあたる医療機関に大型連休中の患者の受け入れ態勢を通常通り維持するよう要請。連休中に入院患者を受け入れた医療機関には1人につき20万円、退院基準を満たした後に