閉塞しきった日本の政治を、たった一人で変えた市長の「闘いの記録」――。議会、政党、宗教団体、市役所職員、マスコミ――周囲は敵だらけの四面楚歌、権力闘争に勝ち抜く「秘策」を著した『政治はケンカだ! 明石市長の12年』。市長在任中にはけっして口に出来なかった、改革に抵抗する勢力との闘いの内幕が明らかに。聞き手を『朝日新聞政治部』の著者で気鋭の政治ジャーナリスト・鮫島浩氏が務めている。泉氏がいかに闘争してきたか、同書から抜粋してお届けする。 【漫画】死刑囚が執行時に「アイマスク」を着用する衝撃の理由 連載『政治はケンカだ! 』第3回中編 前回記事【「政党の幹部とか地元企業の偉いさんの支援がなくても選挙は勝てる」…最初の市長選で「わずか69票差」で勝った泉房穂…マスコミが嘲笑ったまさかの「支持基盤」】 議会・職員・マスコミからの総攻撃 鮫島 市民を味方につけて、10歳の時から目指していた市長に就任