中国各地にあるモスクや教会など、さまざまな宗教施設に今、異変が起きています。改修工事で様変わりし、中国国旗も掲揚。背景には宗教への締め付けを強める習近平政権の方針がありました。 【画像】中国“最先端都市”に異変 建設工事止まり路上では寝泊まりする若者も… ◇ 北京郊外にある白い建物。イスラム教のモスクです。この一帯では最大規模のモスクですが、モスクらしいドーム状の屋根などはなく、中国の国旗が掲げられています。 去年、改修され、中には「宗教の中国化」というスローガンが掲げられていました。 記者「新しいモスクから約50m場所に、 古いモスクが残っています」 以前の建物も一部は残っていますが、現在は閉鎖され、物置に。イスラム教の伝統を大切にしてきた住民は、やがて取り壊されるのでは…と心配しています。 レストラン従業員「おととし政府がモスクの様式を統一しドーム屋根などを認めなくなった」 変化はイス