今年2月の家計の消費支出は前の年の同じ月より0.5%減少しました。12か月連続のマイナスです。 総務省が発表した今年2月の家計調査によりますと、2人以上の世帯の消費支出は27万9868円となり、物価の変動を除く実質で前の年の同じ月に比べ0.5%減少しました。 前の年を下回るのは12か月連続です。 具体的には▼家庭用耐久財が14.6%、▼交際費が12.8%減少しました。 一方、食料は2.0%増加し、17か月ぶりにプラスに転じましたが、うるう年で通常の年より1日多くなった影響を除くと、0.8%のマイナスでした。 長引く物価高で家計が節約志向を強めていることが要因の一つです。 また、暖冬の影響などで▼電気代は25.4%、▼ガス代は14.0%減少しました。