岸田文雄首相が内閣改造、党役員人事を行った。週刊誌報道やSNSでスキャンダルが取りざたされた議員たちの処遇はどうなったのか、まとめてみた。 【写真】「エッフェルねえさん」らはこちら 週刊文春で妻の元夫の「不審死」事件で捜査当局に「圧力」をかけた疑惑や女性問題などが報じられた木原誠二前官房副長官は、官邸を去った。とはいえ、9月22日に発表された党役員人事で幹事長代理に就任。また、新設された「政務調査会長特別補佐」も兼ねることになった。岸田首相を官邸で支えてきた「影の首相」だけに、異例の厚遇といえる。 当初、木原氏は幹事長代理と政調会長代理を兼ねると報じられていた。だが、萩生田光一政調会長への根回し不足のまま報道が先行し、萩生田氏が反発したと伝えられる。そのためか、代理ではなく「政調会長特別補佐」という「岸田特命」の役職が作られた。 ■今はニコニコの木原氏 自民党幹部が言う。 「幹事長代理とい