「広島0-4中日」(11日、マツダスタジアム) 自身への怒り、悔しさを胸に閉じ込めた。降板後の試合終盤、広島・九里亜蓮投手は守備を終えて戻ってくるナインを先頭に立って出迎えていた。先発して6回3安打2失点。無援護で4敗目を喫し、「先に点を与えてしまって、チームを勝ちに導けなかった。そこだけですかね」と自らの投球にフォーカスした。 【写真】7戦白星なしの九里 ガックリのナインと同様に笑顔はなし 気合は入っていた。初回を三者凡退で終えると、グラブを数回強くたたいて感情を表現。今季初めて会沢とバッテリーを組み、「会沢さんがいろんなボールを使いながら、しっかりリードしてくれた」。しかし、0-0の六回2死一、二塁から中田に中越えの適時二塁打を浴び、投手戦で先制点を献上。イニングを完結させると口元をグラブで隠しながら悔しさを爆発させた。 これで開幕投手を務めてから7戦連続未勝利で今季初星が遠い。打線も
◆ 「勝ち星はないが九里らしい投球」粘り強く打者と勝負する姿勢に高評価! 広島は28日に中日と対戦し、延長12回・0-0で引き分けに終わった。広島先発は今季初勝利を狙う九里亜蓮。7回99球を投げ、4安打3奪三振2四球無失点と要所をしめる力投を見せるも打線の援護に恵まれず、開幕5戦目も勝利とはならなかった。 ピンチは招くも中日打線を無失点で抑えた九里の投球に対して、28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも称賛の声が上がった。 斎藤雅樹氏は九里に対して「ちょっと本調子ではない感じはした。(本来は)もう少し真っすぐも変化球もキレがある」と現状を分析したうえで「だが緩い球を何種類も使いながら、何とか粘り強く投げた。九里らしさは出ていた」と持ち前の投球は出来たと評価。齊藤明雄氏も「勝ち星はないが、九里らしい投球はしていた。打者の弱点をうまく突く球を駆使して投げたピッチングに見えた
昨シーズン、両リーグ最多のイニング数を記録するなどリーグ屈指の先発投手として存在感を示した九里亜蓮。今季もカープ投手陣の柱としてフル回転が期待される男はついにプロ11年目で初の開幕投手にも指名された。 【写真】同期入団の大瀬良大地と九里亜蓮が笑顔で会話 常に進化を求め続ける背番号11の独占インタビューをお送りする。(全3回/2回目) ◆プロ11年目で初の開幕投手 ─沖縄キャンプが始まって間もない2月16日に新井貴浩監督から3月29日のDeNA戦の先発を告げられたそうですが、どのような状況で監督から告げられたのですか? 「練習の合間に監督に呼ばれて『開幕戦は亜蓮に任せたぞ』と伝えられました。やはり、うれしい思いとやってやるぞという思いと、入り混じった気持ちでした」 ─開幕投手争いは常に話題となっていましたが、九里投手自身意識はしていた部分ですか? 「先発投手として投げている以上、そこを目指し
◇プロ野球セ・リーグ 広島4-0中日(10日、バンテリンドーム) 広島の九里亜蓮投手が、2020年以来、3年ぶりの完封勝利を挙げました。 初回から3つのアウトをすべて内野ゴロで仕留めるなど、打たせてとるピッチング。 「先頭打者を出してピンチもありましたが、野手の方も守ってくださってゼロで抑えることができた」と振り返った九里投手。 この日は27個のアウトのうち15個をゴロアウトの内容。4回、8回と先頭打者にヒットで出塁を許した際には、ダブルプレーに打ち取り、テンポよく投げ続けました。 9回118球を投げ、4安打無失点。3シーズンぶり完封勝利をあげた九里投手は「最後3人で切って、0点で抑えられてよかったです」と笑顔でコメント。 バンテリンドームで今季17イニング無失点については、「また投げる機会があれば続けたいです」と、次回の登板でも活躍を誓っています。 九里投手はこれで今季は2勝目。防御率は
◇10日 中日0-4広島(バンテリンドームナゴヤ) 文字通り手玉に取った。広島の31歳右腕、九里亜蓮投手が中日の若い打線をシャットアウト。118球でゼロを9個並べ、2020年9月28日のDeNA戦(マツダ)以来3年ぶり3度目となる完封をやってのけた。 「最後までマウンドに立って投げていたいという気持ちはずっと持っている」。リズム良く、先発の鏡のような投球。それでも本人の反省点ははっきりしていた。 「先頭打者を出した回も多かった。四球も2つ、出さなくていいところで出した」 許した4安打はすべて回の先頭だった。3回先頭、村松へのストレート四球もあった。とはいえ、ホームを踏ませないのが今年の九里の真骨頂。新井貴浩監督(46)も「ナイスピッチングでしたね」とあっぱれな投球を手放しで褒めた。 8回を終えて108球。ベンチでのやりとりを九里は「8回が終わった時点で監督さんに『どうする?』というふうに聞
「オープン戦、巨人4-1広島」(25日、沖縄セルラースタジアム那覇) 広島・大瀬良大地投手(31)が先発して2回無失点と万全の調整過程を披露した。新井貴浩監督(46)が開幕投手を公言する好投を見せた一方、大瀬良と開幕投手の座を争っていた広島・九里亜蓮投手(31)は2回2安打無失点も不安定な内容。デイリースポーツ評論家・安仁屋宗八氏(77)も「状態は最悪」と心配を隠せなかった。 ◇ ◇ 先発の大瀬良はいつ開幕してもいいくらいの仕上がりぶりだね。立ち上がりは対外試合初登板の力みもあってストライク、ボールがはっきりしていたけど、すぐに立て直した。今季は活躍できると思うよ。ストレートが戻ってきているのが一番。150キロも出ていた。このストレートがあればスライダー、そして右打者の内角へシュートも生きるはず。やってくれるでしょう。 心配なのは九里。今年から全力で投げるフォームに変えたのはいいが、フォ
新日本プロレスの内藤哲也(39)が、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留を宣言した広島・九里亜蓮投手(30)と〝聖地〟で交わした約束を再確認し合った。 【写真】鯉党プロレスラー・内藤が広島の練習を訪問 今季は自身初の2桁勝利に到達し、13勝(9敗)を挙げてセ・リーグの最多勝のタイトルを獲得。実はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの一員でもある九里の大活躍に、プロレス界随一のカープファンである内藤も喜びを爆発させた。「めちゃくちゃうれしかったですよ。最多勝記念ユニホームとタオルは発売当日にすぐアクセスして買いましたから」と目を細める。 九里が残留を表明した22日には、直接報告の電話があったという。「ざっくり言うと『カープでやり残したこともありますし、内藤さんとの約束もありますし』って内容でしたね。その約束はもちろん覚えてましたけど、まさか本人もまだ胸に秘めていてくれ
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