「恥を知れ! 恥を」 ’22年6月、居眠り議員らに対してこう怒りをあらわにした若き市長の姿が大きな注目を浴びた。人口2万7000人の広島県安芸高田市の市長を務める石丸伸二氏だ。その後、市長と市議会のバトルは日を追うごとに全国の関心を集めるようになり、今では同市の公式チャンネルの登録者数は23万人を突破している。市長に就いて約3年半。石丸氏は議会とぶつかりながら何をしようとしているのか? ⇒【写真】’22年6月の本議会で居眠り市議らに「恥を知れ!」と答弁した石丸市長 市議会との「対立」という表現は不適切――恫喝疑惑や副市長選任を巡る問題、道の駅の改修事案、『市議会だより』の予算停止など……あらゆる面で市長と市議会との対立が深刻化してますね。 石丸:「対立」という表現は不適切だと考えています。互いに正当な主張をして初めて成立するものだからです。一方、“反市長派”と呼ばれる安芸高田市議たちの主張