立憲民主党が今国会に提出する「悪質ホスト対策法案」は、繁華街を彷徨う「ホス狂い」たちを救えるのか。ホストクラブが200軒以上もひしめく新宿・歌舞伎町はいま大混乱に陥っている。被害者とされている女性客側の方が「国家権力の横暴だ」と反発。「私たちのホストを守ろう」と“連帯”を呼びかける動きまで出ているというのだ。 【写真を見る】担当ホストを包丁で刺した後、タバコを吸う女。4年前、「歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」を起こした彼女に共感してファッションを真似る「ホス狂い」もいたという *** AV新法が出来た時と同じ流れ シャンパンタワーで担当を支えたいーー。そのために路上や風俗店で体を売りながら、何百万もたまった「売掛金」を返済し続ける。 このような“献身的”な女性客によって、歌舞伎町のホストクラブは長らく支えられてきた。だが、ここに来て見方が一転、彼女たちは「悪質ホスト」に騙された被害者で救済すべ