共同通信社が9、10両日に実施した全国電話世論調査で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて衆院政治倫理審査会に出席した安倍派と二階派の幹部5人について「説明責任を果たしていない」との回答が91.4%に上った。内閣支持率は20.1%で、前回調査(2月3、4両日)の24.5%を4.4ポイント下回り、岸田内閣として過去最低を更新した。 「次期総裁」石破氏が首位 2位小泉氏、首相は6位 不支持率は64.4%で、前回調査を5.5ポイント上回った。裏金事件に関与した安倍、二階両派の幹部には「重い処分が必要だ」が77.3%だった。自民の政党支持率は24.5%で、昨年12月調査の26.0%を下回り、2012年12月の政権復帰以降、最低となった。 岸田文雄首相の衆院政倫審出席は「評価する」37.1%、「評価しない」54.0%。裏金受領議員への税務調査は「行うべきだ」が94.5%に上った。 英国、イ
毎日新聞は17、18の両日、全国世論調査を実施した。岸田文雄内閣の支持率は1月27、28日実施の前回調査(21%)比7ポイント下落の14%。調査手法が異なるため単純比較はできないが、旧民主党・菅直人政権末期だった2011年8月(15%)を下回り、麻生太郎内閣時代の09年2月(11%)以来、15年ぶりの低水準だった。不支持率は前回(72%)比10ポイント上昇の82%で、毎日新聞が内閣支持率の調査を始めた1947年7月以降で最高だった。 【写真特集】岸田内閣支持率、最低14% 自民党の支持率は前回(23%)比7ポイント下落の16%。第1次安倍晋三内閣時代の07年8月(17%)を下回り、自公政権下での過去最低となった。 内閣支持率は1月調査で8カ月ぶりの上昇に転じていたが今回は下落。岸田政権として過去最低だった23年12月の16%を割り込んだ。23年から続く自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件
時事通信が12~15日に実施した1月の世論調査によると、自民党の政党支持率は前月比3.7ポイント減の14.6%となり、1960年6月の調査開始以降で、野党だった期間を除き最低を記録した。 【ひと目でわかる】岸田内閣の支持率推移 これまで最低だった2009年7月の麻生政権下の15.1%を下回った。岸田内閣の支持率は前月比1.5ポイント増の18.6%で、不支持率は同4.2ポイント減の54.0%。「分からない」は27.4%。 自民派閥のパーティーを巡る政治資金規正法違反事件が影響しているとみられ、岸田文雄首相は再発防止や信頼回復への取り組みが急務となる。 自民に所属した国会議員が同事件で東京地検特捜部に逮捕されたことに関し、党総裁としての首相の責任があると思うか尋ねたところ「大いにある」と「ある程度ある」が合わせて83.0%に上った。「あまりない」「全くない」は計10.8%、「分からない」は6.
「宏池会(岸田派)の解散を検討しています」 1月18日午後、岸田文雄首相は記者団とのやり取りのなかで突然、表明した。 【まだ勢いがあった】岸田派のパーティー 「同日の午前には宏池会のパーティー収入およそ3000万円を政治収支報告書に記載しなかったことについて『事務的なミスの積み重ね』と説明していましたが、会計責任者が立件される見通しであることが報じられ、『このままでは自民党が終わってしまう』と解散を決断したようです」(政治担当記者) そして19日、東京地検特捜部が、同派閥の元会計責任者を略式起訴したことが報じられた。 「幹部の林芳正官房長官、上川陽子外務大臣、木原誠二幹事長代理などには事前に解散を告げていたようですが、これまで『三頭政治』で政権運営をしてきた麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長への根回しはなかったと聞いています。 党内からは『派閥の解消はあり得ないと言っていた麻生さんや、派閥離脱
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