「令和の猪木」を目指せ。設立50周年イヤーを迎えた新日本プロレスをけん引するのは、やはりこの男。“レインメーカー”ことオカダ・カズチカが新日マットのど真ん中に仁王立ちした。 2022年の闘いは「WRESTLE KINGDOM16」1・4、1・5東京ドーム2連戦でスタート。IWGP世界ヘビー級王座を巡る抗争を制したオカダが、同王座に君臨した。 初日1・4決戦で王者・鷹木信悟の前に、昨年のG1 CLIMAX覇者として、そして10年前に初戴冠し“レインメーカーショック”を起こしたIWGPヘビー級王座のベルトを巻いて登場する。 35分44秒の激闘をレインメーカーで締めくくり、きっちりとIWGPヘビー級ベルトに一礼を捧げた。「新日本プロレスの歴史の中で大切なもの。きっちりとお別れできて良かった」とオカダの顔は晴れやかだった。 続く1・5決戦では“リアルIWGP世界ヘビー級王者”を主張するウィル・オス