リーグ優勝した阪神とオリックスの優勝パレードが今月23日に予定されている中、実施されているクラウドファンディング(CF)が伸び悩んでいる。SNSでは「万博の資金集め」という臆測が広がっているが、真相はどうなのか。実行委員会を構成する大阪府に問い合わせた。 優勝パレードは「兵庫・大阪連携『阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード』~2025年大阪・関西万博500日前!~」と題し、地元行政や財界などでつくる実行委員会が主催。CFの目標額は5億円で、交通誘導や安全管理などに充てる。しかし4日現在、目標額の10%にも満たず、伸び悩んでいる。 背景には、両球団と無関係の「大阪・関西万博」がパレード名に盛りこまれていることへの反発がある。万博の建設費用が当初の計画より最大で1.9倍に膨れ上がったことで、X(旧ツイッター)では「余った金は万博の資金に流用されるのでは」という臆測が拡散して