国内最大規模の違法スカウトグループでメンバーの男性が監禁された事件で、被害届を出さないよう男性を脅したとして、警視庁は20日、グループ幹部の佐藤雄己容疑者(30)を組織犯罪処罰法違反(強談威迫)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。 グループは「ナチュラル」と称し、捜査関係者によるとメンバーは計約1500人に上る。路上などで女性に声をかけ、全国の風俗店やキャバクラなど数千店規模に従業員として法に触れる形で紹介し、年商は約50億円に上るとの情報を警視庁は把握しているという。警視庁は、資金の一部が暴力団に流れている可能性があるとみて調べる。 メンバーを脅した容疑 暴力団対策課は10月、メンバーの男性がグループの「規約」に違反した「制裁」として2月25日までの8日間、新宿区内のマンションに監禁した容疑などでグループの14人を逮捕した。 佐藤容疑者は、別の人物と共謀して4月中旬、この被害
歌舞伎町のマンションの一室で起きた殺人事件。その現場は、暴力団界隈では広く知られた通称“ヤクザマンション”だった。かつて実際にここに部屋を借り住んでいたという暴力団取材の第一人者、フリーライターの鈴木智彦氏がレポートする。 【写真】“ヤクザマンション”から見た景色そして外観 * * * 5月29日午前2時50分頃、新宿区歌舞伎町2丁目にあるマンションの部屋から、「友人が刺された」と119番通報があった。現場はマンションの7階で住吉会系組織の拠点のひとつだった。 すぐに警察官や救急隊が駆けつけた。部屋の玄関先で昏倒していた28歳の組員は近くの病院に運ばれた。が、数か所の刺し傷があり出血もひどかったようで、搬送先の病院で死亡した。 容疑者はすぐに現場近くで発見された。54歳の元暴力団員で返り血を浴び、異様な風体だったという。刃物の鞘を所持していたが、凶器となるナイフ類は持っていなかった。職務質
東京・町田市で起きた暴力団幹部射殺事件で、逮捕された男と被害者の間に、金銭トラブルがあったとみられることが分かった。男は、コーヒーショップの店内で拳銃を発射した後、外に逃げた被害者を、さらに追いかけて発砲したとみられている。 【画像18枚】金曜日夜のコーヒーショップで銃撃。逃げ出した暴力団幹部を追いかけてさらに発砲。逮捕されたのは黒縁メガネの元組員の男だった。 店内で銃撃、さらに追いかけて発砲この事件は、今月26日午後7時半すぎ、東京のJR町田駅近くの飲食店で、特定抗争指定暴力団・山口組系極粋会の鈴木英東(ひでとう)幹部・51歳が、拳銃で撃たれた死亡したもの。 現場は、駅前のロータリービルに入居するコーヒーショップ。誰もが知るコーヒーチェーン店だ。金曜日の夜の店内で、鈴木幹部は、少なくとも3発撃たれたという。 その後、店の外に逃げた鈴木幹部を、犯人の男は、執拗に追いかけたそうだ。そして、2
26日夜、東京 町田市で50代の暴力団関係者とみられる男性が拳銃で撃たれ死亡した事件で、警視庁は、神奈川県内の警察署に拳銃を持って出頭した容疑者を銃刀法違反の疑いで逮捕しました。 警察署には、事前に「発砲事件の関係で出頭する」という電話があったということで、警視庁は銃撃事件との関連についても詳しく調べることにしています。 警視庁によりますと、26日午後7時半ごろ、東京 町田市のJR町田駅のターミナルビルにあるコーヒー店付近で、50代とみられる男性が拳銃で撃たれ、およそ1時間半後に死亡が確認されました。 男性は暴力団関係者とみられ、少なくとも胸などに3発、撃たれたあとが確認されているということです。 男性を襲ったとみられる男は、コーヒー店にいた男性に発砲したあと店の外に逃げた男性を追いかけて、さらに拳銃を撃ったとみられるいうことです。 現場からは白い乗用車で2人が逃走していて、警視庁が行方を
サンシャイン60の周辺には多数の警察車両が出動した=2022年10月16日午後7時49分、東京都豊島区東池袋3丁目、御船紗子撮影 東京・池袋の高層ビル「サンシャイン60」の58階にある飲食店で16日夕にあった乱闘騒ぎは、準暴力団「チャイニーズドラゴン」のメンバーらが懲役刑を終えた仲間の「出所祝い」のために集まった場で起きていたことが捜査関係者への取材でわかった。 【写真】チャイニーズドラゴンなど「準暴力団」、規制対象外で取り締まり困難 警視庁巣鴨署によると、16日午後6時ごろから約100人の団体客が58階のレストランで飲食していたところ、突然殴り合いのケンカに発展した。同6時半ごろの店側の110番通報を受けた警察官が現場に到着した際には多くが立ち去って数人しか残っておらず、うち1人が頭に軽傷を負って病院に運ばれた。 捜査関係者によると、その後の調べで、100人の団体客はチャイニーズドラゴン
【法廷から】 民事介入暴力などの暴力団の不当行為を取り締まる暴力団対策法が施行されて今年3月で30年。暴力団のシノギ(資金獲得活動)の代表格である「みかじめ料」の被害に苦しんできた東京都内の飲食店経営者らが、暴対法に基づきトップの代表者責任を問う損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こした。同様の手法は特殊詐欺事件で確立しているが、みかじめ料の取り立てで適用するのは都内で初めて。弁護団は「表面化しにくい、みかじめ料被害の抑止効果になる」と強調する。 【イラストでみる】 暴対法で禁止されている主な行為 ■オープン初日に… 「付き合え」 平成11年ごろ、都内のある繁華街でクラブをオープンした男性は、開店初日に店の前で、目つきの悪い男から突然、声をかけられた。男は指定暴力団住吉会傘下組織の構成員。一言だったが、すぐにみかじめ料の要求とわかった。恐怖心から「わかりました」と応じ、そこから20年以上にわたり
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