アメリカのホワイトハウスは、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏の死亡にロシア政府が関与した可能性を示唆しました。 ホワイトハウス ジャンピエール報道官:「クレムリン(ロシア政府)が反対派を殺害してきた長い歴史があることを知っている」 ホワイトハウスのジャンピエール報道官は29日、「ロシアで起きることでプーチン氏が背後にいないことはほとんどない」とのバイデン大統領の発言を改めて紹介したうえで、プリゴジン氏の死亡は予測できたことだと述べました。 そのうえで、「クレムリンには反対派を殺害してきた歴史がある」と述べ、プリゴジン氏の死亡にロシア政府が関与した可能性を示唆しました。 また、プリゴジン氏の死亡はウクライナ侵攻を巡るロシア内部の機能不全の結果として起きたことだと指摘しました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023